◆2022年◆(日程) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2021年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2020年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2019年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2018年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2017年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2016年◆ | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
2018年度の名人戦は、挑戦者の張栩九段が『負、負、勝、負、勝、勝、勝』と大逆転! 井山から名人のタイトルを奪い取りました。
これで『井山5冠』『許碁聖』『張名人』という状況です。
目次
第7局目
対局日 : 11月1日(木)・2日(金)
対局場 : 静岡県河津町「今井荘」
持ち時間: 8時間
白番 : 張栩(九段)
黒番 : 井山裕太(6冠)
◆タイトル戦日程表◆
http://netdays365.com/archives/3363
対局結果: ?白、張栩九段の2目半勝ち
挑戦者の張栩九段が勝利し、井山から名人のタイトルを奪いました。張栩名人、おめでとうございます!
張栩名人は2012年に棋聖を失ってから無冠でしたので6年ぶりのタイトル獲得となります。また、10年前に張栩名人が『史上初の5冠』を達成した最強の時代に、その張栩名人から名人のタイトルを奪ったのが井山でした。何だか運命じみたものを感じますね~。
ヨセの段階で井山が勝つだろうなという状況でしたが、井山が完全に見落としてしまいました。
黒171手目で『Q7』と守っていれば井山の勝ちは確実だったのではと思えましたが、白に打たれてコウになってしまい、それが原因で負けてしまいました。アマでも見える手でしたが、井山、タイトル戦や世界戦続きで疲れているのかもしれません。
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第6局目
対局日 : 10月22日(月)・23日(火)
対局場 : 静岡県熱海市「あたみ石亭」
持ち時間: 8時間
白番 : 井山裕太(6冠)
黒番 : 張栩(九段)
対局結果: 黒、張栩九段の中押し勝ち
名人戦第6局目は張栩九段が勝っちゃいましたね。これでお互い3勝3敗。第7局で勝敗をつけることになりました。普通に井山が勝って終わりだろうと思ってたのでちょっとビックリです。一昨年、井山が7冠から脱落したのも名人戦でしたし、名人戦は荒れますね~。
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【動画】囲碁インストラクター『金子賢』
第5局目
対局日 : 10月15日(月)・16日(火)
対局場 : 山梨県甲府市「常磐ホテル」
持ち時間: 8時間
白番 : 張栩(九段)
黒番 : 井山裕太(6冠)
対局結果: 白、張栩九段の9目半勝ち
激戦を制したのは張栩九段。井山がなかなか勝ちきれなくなってきたように感じます。井山、徹底的に研究されているんでしょうね。とは言えまだまだ井山の3勝2敗で有利は崩れません。しかし、次回、張栩九段が勝つようなことがあればわからなくなってきますよ。
今週から天元戦の第1局目が始まります。来週は名人戦、そして王座戦が始まります。井山、忙しくなってきました(笑。
◆日程◆
・天元戦第1局:19日(金)
・名人戦第6局:22日(月)23日(火)
・王座戦第1局:26日(金)
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【動画】囲碁インストラクター『金子賢』
◆総括
第4局目
対局日 : 10月10日(水)・11日(木)
対局場 : 兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」
持ち時間: 8時間
白番 : 井山裕太(6冠)
黒番 : 張栩(九段)
対局結果: 白、井山6冠の中押し勝ち
井山6冠の中押し勝ちで、これで井山6冠の4戦3勝1敗となり、タイトル防衛に王手となりました。安定の井山6冠です。
そろそろ王座戦、天元戦も始まってきますので井山6冠は大忙しです。張栩9段、次を勝利することができれば井山大忙しでチャンスが生まれてくるかも!?
【動画】坂井秀至八段の解説
◆1日目(お昼前)
◆1日目(おやつ前)
◆1日目(封じ手)
◆2日目(昼食前)
◆2日目(おやつ後)・・・10分頃から
◆2日目(総括)・・・・・31分頃から
【動画】囲碁インストラクター『金子賢』
第3局目
対局日 : 9月25日(火)・26日(水)
対局場 : 高松市「喜代美山荘 花樹海」
持ち時間: 8時間
白番 : 張栩(九段)
黒番 : 井山裕太(6冠)
対局結果: 白、張栩九段の4目半勝ち
第3戦目にして張栩九段が勝利。勝敗は井山6冠の2勝1敗となりました。アマ低段の私には終盤まで井山6冠が勝っているように見えましたが、どうやらニコニコ動画のAI『ZEN』は常に張栩九段が優勢だと判断していたようです。実際、張栩九段が勝ちましたし。わからないものです。
【動画】高尾紳路九段の解説
◆1日目(昼食前)
◆封じ手予想
◆封じ手から昼食休憩まで
◆2日目(総括)
【動画】囲碁インストラクター『金子賢』
第2局目
対局日 : 9月12日(水)・13日(木)
対局場 : 愛知県田原市「角上楼」
持ち時間: 8時間
白番 : 井山裕太(6冠)
黒番 : 張栩(九段)
対局結果: 白、井山6冠の2目半勝ち
20時過ぎまで続いた熱戦は336手で井山6冠の2目半勝ちとなりました。見ごたえのある対局でした。これで井山6冠の2連勝。余碁聖に3連敗しましたが、調子が戻ってきているのかもしれません。逆に、余碁聖は天元、王座と挑戦権獲得に失敗しており、棋聖戦はSリーグ2位になりそうな状況。井山キラー、なかなか挑戦権を獲得できません。
【動画】羽根直樹九段の解説
◆1日目(昼食前)
◆羽根泰正・直樹両九段の親子解説(封じ手)
◆2日目(昼食前)
◆2日目(終局後)
【動画】囲碁インストラクター『金子賢』
第1局目
対局日 : 8月28日(火)・29日(水)
対局場 : 東京都文京区「ホテル椿山荘東京」
持ち時間: 8時間
白番 : 張栩(九段)
黒番 : 井山裕太(6冠)
対局結果: 黒、井山6冠の中押し勝ち
碁聖戦で許八段にボロボロの3連敗でタイトルを奪われたためちょっと心配でしたが、井山6冠、名人戦の第1局目は勝利です。
しかし、コンピュータの計算ではこれで『黒1目半有利』って判断です。まだまだ形成互角かなとも思えましたが、張栩九段にしてみれば『ヨセは黒の方が有利』って判断なんでしょうね。
【動画】山下敬吾九段の解説
◆1日目(昼食前)
◆1日目(封じ手)
◆2日目(昼食前)
◆2日目(終局後)
【動画】囲碁インストラクター『金子賢』
◆総括
名人戦の日程、賞金など
第1局 | 8月28日(火) ・29日(水) |
東京都文京区 「ホテル椿山荘東京」 |
---|---|---|
第2局 | 9月12日(水) ・13日(木) |
愛知県田原市 「角上楼」 |
第3局 | 9月25日(火) ・26日(水) |
高松市 「喜代美山荘 花樹海」 |
第4局 | 10月10日(水) ・11日(木) |
兵庫県宝塚市 「宝塚ホテル」 |
第5局 | 10月15日(月) ・16日(火) |
山梨県甲府市 「常磐ホテル」 |
第6局 | 10月22日(月) ・23日(火) |
静岡県熱海市 「あたみ石亭」 |
第7局 | 11月1日(木)・2日(金) | 静岡県河津町 「今井荘」 |
主催 : 朝日新聞
賞金 : 3100万円
挑戦手合い: 7番勝負
持ち時間 : 8時間、秒読み10分
創設年 : 1974年
名人戦『リーグ戦』
棋士名 | 12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
8 月 |
成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
高尾9段 | 〇 黄 |
× 羽根 |
× 余 |
× 河野 |
〇 芝野 |
✕ 村川 |
– – |
✕ 山下 |
✕ 張 |
2-6 |
山下9段 | 〇 余 |
× 張 |
× 芝野 |
× 羽根 |
〇 黄 |
– – |
〇 村川 |
〇 高尾 |
✕ 河野 |
4-4 |
村川8段 | × 芝野 |
× 河野 |
○ 黄 |
× 張 |
× 余 |
〇 高尾 |
✕ 山下 |
– – |
〇 羽根 |
3-5 |
張 9段 | 〇 羽根 |
〇 山下 |
– – |
〇 村川 |
〇 河野 |
〇 芝野 |
〇 余 |
〇 黄 |
〇 高尾 |
8-0 |
河野9段 | – – |
〇 村川 |
× 羽根 |
○ 高尾 |
× 張 |
〇 余 |
✕ 黄 |
✕ 芝野 |
〇 山下 |
4-4 |
黄 8段 | × 高尾 |
〇 余 |
× 村川 |
– – |
× 山下 |
✕ 羽根 |
〇 河野 |
✕ 張 |
✕ 芝野 |
2-6 |
羽根9段 | × 張 |
〇 高尾 |
〇 芝野 |
○ 山下 |
– – |
〇 黄 |
✕ 芝野 |
✕ 余 |
✕ 村川 |
4-4 |
余 7段 | × 山下 |
× 黄 |
〇 高尾 |
× 芝野 |
〇 村川 |
✕ 河野 |
✕ 張 |
〇 羽根 |
– – |
3-5 |
芝野7段 | 〇 村川 |
– – |
〇 山下 |
〇 余 |
✕ 高尾 |
✕ 張 |
〇 羽根 |
〇 河野 |
〇 黄 |
6-2 |
◆7月の結果
張栩九段、7連勝で名人戦の挑戦権獲得です。おめでとうございます! 何だか久しぶりの挑戦権ですね。確認してみたところ、平成25年に井山に棋聖のタイトルを奪われて以来5年ぶりのようです。
◆6月の結果
張9段、絶好調ですね~。一人負けなしの6連勝です。これはもうほぼ決定的でしょう。
となりますと、注目は『誰がリーグ陥落となるか』でしょうか。5敗の『余7段』と『村川8段』は決定でしょうね。後は高尾9段か黄9段か。芝野7段はなかなかの成績です。来期に期待しまましょう!
◆5月の結果
・張 9段: 5勝0敗
・羽根9段: 4勝1敗
・河野9段: 3勝2敗
・芝野7段: 3勝2敗
張9段、5連勝です。このまま張9段が挑戦権を獲得しそうな勢いではありますが・・・本因坊戦リーグ戦の時の伊田が酷かったですからね~。4連勝した後3連敗で、しかもリーグ陥落です。ま~これはレアパターンだったとしても、3戦残っていますのでまだまだわかりません。
◆4月の結果
期待していた芝野7段が高尾9段に負けてしまいました。残念です。これで無敗は張9段のみになりましたね~。4月の時点で挑戦権に近いのは『張9段』『芝野7段』『羽根9段』の3人に絞られてきたように感じます。
◆3月の結果
勝ってるじゃないですか、芝虎くん。絶対に余に負けると思ってたのですが。予想以上に頑張っていて驚きです。これで全勝は趙九段と芝野七段の2人だけになりました。これは面白くなってきましたよ。
◆2月の結果
この時点での全勝は張九段と芝野七段の2人。まだまだわからないとはいえ、2敗してしまったらもう厳しいですよね~。井山から2度もタイトルを奪っている『井山キラー』の高尾九段に頑張っていただきたいところですが、・・・・・。
◆1月の結果
願望を込めて『高尾九段』と『山下九段』と書いていましたがさっそく負けてしまいましたか。張九段が2勝で1位です。河野九段と芝野七段が無敗でそれを追っているという形でしょうか。
前回の名人戦は・・・井山7冠が8戦全勝で挑戦権ですか。これは参考になりませんね。その前は高尾九段が7勝1敗で挑戦権、さらにその前は山下九段と高尾九段が6勝2敗でプレーオフです。1敗した方々はもう負けられません。
◆12月の結果
名人戦のリーグ戦は9人による総当たり戦です。奇数人数であるため月に1人が対局無しとなります。現時点で挑戦権を獲得しそうなのは『高尾九段』か『山下九段』のような気がします。個人的には若手の芝野7段に頑張っていただきたいところ。
◆リーグ戦の9名が決定
序列1位の高尾9段は、井山7巻に名人のタイトルを奪われてしまいました。とはいえ、この1年で最も井山を苦しめているのは高尾9段だと思います。これからも楽しみです。
昨年度のリーグ戦でシード権を獲得していたのが山下9段、村川8段、趙9段、河野9段、黄8段の5人。村川8段以外は30歳代ですよ。10代、20代の若手は一体何をやっているのかと言いたい気分です。
そして、予選を勝ち上がってきたのは羽根9段、余7段、芝野7段の3人です。芝野7段は本因坊戦に続いて名人戦もリーグ戦入りです。これはトップ棋士の仲間入りを果たしたと言えそうです。余7段も同じく本因坊戦と名人戦のリーグ入りを果たしており、さらに棋聖戦ではBリーグの1位となっています。来年はAリーグでしょうかね~。勢いがあります。
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いつも楽しく拝見しております。
特にコメントさせていただくほどのことではありませんが、プロ棋士の段位は漢字を使われた方が良いと思います。一方で一般にアマの段級位はアラビア文字を用いられていますが、プロとアマの段位は同じではないので、敢えてそのような使い分けをしているのかもしれません。
ご検討下さいませ。
コメント、ありがとうございます。
ご指摘の通り、段位を漢字で書く方が正しいと思います。ただ、当ブログは『誰にでもわかりやすく』をテーマにしています。分かりやすい所で説明しますと『一力七段』です。名前の中に漢数字がありますと何だかシックリこないようなと思えたんです。数字に直しますと『一力7段』となります。大差無いと言われればその通りだと思いますが、少しでもわかりやすくするにはどうすればいいかをテーマに考えますと、どうしても数字の方がわかりやすいなという結論に至ってしまいます。しばらくはこのスタンスを続けていく考えです。そのうち漢字に戻すかもしれませんが、現時点では何とも言えません。ご了承くださいませ。