某サイトにて将棋指しの方が『「囲碁の初段」よりも「将棋で初段」になることの方が難しい』と主張しているのを何度か見かけたことがあります。何を根拠にそう主張しているのかな~と、個人的には疑問に感じました。
そこで、ちょっと調べて検討してみました。
目次
『将棋ウォーズ』の初段は?
将棋を無料で指せる『将棋ウォーズ』というサイトがあります。将棋連盟公認のサイトで、ここで初段になれれば『将棋連盟の初段の免状を入手できる』とのこと。実際、何人かから話を聞きますと、ここの初段が『将棋の初段』で間違いなさそうです。
では、『将棋ウォーズの初段以上はどれくらいいるのか?』。これに関して調べている方がいました。
◆【2018年】将棋ウォーズ棋力分布調査:最も占有率が高い級位は?
この方の調査によりますと『将棋の初段以上は全体の31.4%』ということになります。
『東洋囲碁』の初段は?
囲碁対局サイトの大手『東洋囲碁』は親切にも『段級別会員数』を発表してくれています。
2017年2月時点での情報によりますと・・・・・
『東洋囲碁の初段以上は全体の51.7%』ということになります。
ただ、東洋囲碁と言うのは『韓国系の対局サイト』となります。中で対局している人の多くは『韓国人』です。つまり、このデータは『日本人のデータではない』と言うことになるんですね。
日本の囲碁の平均棋力は?
知人から聞いた情報によりますと『日本棋院はアマチュアの平均棋力は4級と発表したことがある』そうです。日本棋院がそのように発表したと言うことは、日本棋院が運営している『幽玄の間』という対局サイトを参考にしたのだと考えられます。
つまり
・韓国のアマチュア平均棋力は初段程度
・日本のアマチュア平均棋力は4級程度
と言ったところでしょうか。韓国は日本よりも囲碁熱が高いと聞きます。実際プロの世界も日本より韓国の方が上ですからね。アマチュアでこれくらい差があると言うのは妥当なところかなと思えますね~。
囲碁と将棋の初段はどちらが難しいか?
『囲碁の平均が4級』であるのに対し、将棋の方は先のデータをもとにしますと『将棋の平均は1級』くらいになります。
・囲碁の平均が4級
・将棋の平均が1級
これはつまり『囲碁の方が初段になるのは難しい』と言うことになってくるんですよね。
ただ、囲碁の世界は『1~18級』まで綺麗に分別されていますが、将棋の世界は『1~5級』に集中しています。ですから、『将棋の1級』は囲碁の基準で言うならもっと低い級になってくるのではと思えるんですよね。
こういったことを考えますと、『囲碁と将棋の初段の難易度は、ほとんどかわらない』というのが妥当な考え方のような気もしますが・・・・・どうでしょうね?
(追記)『将棋ウォーズ初段』=『将棋道場初段』の根拠
(追記日:2019/06/11)
『将棋ウォーズ初段』=『将棋道場初段』ではない!
こういったコメントをよくいただきますので、私がそのように判断した根拠を説明いたします。yahoの検索などで『将棋ウォーズ 初段 道場』で検索してみてください。そうすると、検索上位の方々のブログなどではこのような記事が書かれています。
将棋ウォーズの棋力は道場のそれよりレベルが低いという意見が散見されます。特にyahoo知恵袋はかなり厳しい意見が書かれており、初めて道場に行こうかと悩んでいる人を諦めさせるぐらいの効力はあると思います。注意してほしいのはyahoo知恵袋に書かれるこういった意見はあまりあてにならないということです。知恵袋に回答する人たちはどうも回答者としての威厳を保ちたいらしく、かなり厳しく回答してくるものです。
(中略)
僕の棋力は将棋ウォーズの初段(達成率50%ぐらい)です。実感として将棋ウォーズの棋力と実際の道場の棋力は同じぐらいだと思います。もちろん行く道場にもよるとは思いますが、僕が今まで行った千駄ヶ谷、御徒町、新宿、池袋ではそんなに差があるとは思えません。初段の人と当たって勝つことも多いですし、二段の人にも勝ったことがあります。三段の人には負けましたが。
(参照元:将棋はじめました。)
こちらの方は将棋ウォーズの初段の方で、千駄ヶ谷、御徒町、新宿、池袋の4ヶ所の将棋道場に行った経験があるものの、棋力レベルはほとんど同じであったことを証言しています。
関西将棋会館道場に初めて行ったときにウォーズ初段ですと申告したところ、「対戦相手の段級/(私の手番)/勝敗」を記しますと、
①2級(先)◯ ②二段(先)●③初段(先)○④二段(先)○
⑤2級(後)○ ⑥三段(先)○⑦四段(先)●⑧二段(先)○
という手合いを当ててもらい、8局やって初段認定となりました。
(参照元:yahoo知恵袋)
yahoo知恵袋も検索に引っ掛かったのでご紹介。こちらでコメントされている方も『将棋ウォーズ初段』で『道場初段』に認定されたと証言されています。
また、ベストアンサー以外の回答者もほとんどの方は同等だと証言されています。
将棋ウォーズで初段を目指すシリーズがありましたが、2級からなかなか進まなかったので、すぐに自分の棋力が分かるこの将棋道場に訪問をしてきました!!
(中略)
結果、三段の方2人を相手に一勝一敗の戦績。最後に二段の方と対局して勝てたので、棋力は二段と認定されました! 正直、棋力認定を受ける前まで、自分は2級くらいが妥当だろうと思っていたので、二段を認定された瞬間、嬉しさよりも驚きが先にきました(笑)
(参照元:勇者ブログ)
こちらの方は『将棋ウォーズ2級』で道場に行ったところ『将棋道場二段』に認定されています。場所は『東京都の渋谷区千駄ヶ谷にある将棋会館(五階建て)』だそうです。つまり、『将棋道場の方が段位がぬるい』と証言されていることになります。
【将棋ウォーズ初段】
アマチュア初段~二段程度
(参照元:いろペルの自由帳)
こちらの方は『道場』という言葉を使っていませんでしたが、将棋ウォーズ初段であればアマチュア初段以上であると語られています。
私の棋力は、以下の通りです。
・ニ段(将棋会館道場)
・ニ段 将棋ウォーズ
・三段(新宿将棋センター)
・六段(ネット認定)
・4級程度 (将棋倶楽部24)
(参照元:将棋ブログ執筆の新定跡を開発する日記)
こちらの方は二段ですが、将棋ウォーズと将棋道場は同レベルとなっています。
とりあえず5つ紹介しましたが、全て『将棋ウォーズ初段』=『将棋道場初段』だと判断しうる証言がなされています。別に私がそればかりを集めたわけではありません。私の見渡す範囲では将棋ブロガーさんは皆『将棋ウォーズ初段』=『将棋道場初段』だと証言しているんです。
調べた上でこれだけ圧倒的に多かったため『将棋ウォーズ初段』=『将棋道場初段』を採用しているに過ぎません。つまり、これは私の考えなのではなく、将棋の世界の大多数の意見なんです。
ですから『将棋ウォーズ初段』=『将棋道場初段』ではない!とコメントにて主張されても困ります。違うのであれば将棋ブロガーの方に主張してください。囲碁ブログで主張されても意味がありません。将棋の主張は将棋の方でやってください。
その点、ご了承くださいませ。
Leela | (1)無料入手方法(2)検討、レーティング対局(3)『野狐囲碁』の棋譜を検討(4)『東洋囲碁』の棋譜を検討 |
---|---|
Lizzie | (1)無料入手方法(2)使い方・操作方法(3)野狐囲碁の棋譜を検討(4)東洋囲碁の棋譜を検討(5)Lizzieができない |
野狐囲碁 | (1)基本的な操作方法(2)絶芸の検討機能(3)プロ棋士の棋譜(4)ツイッターで棋譜紹介(5)Lizzieで検討(6)Leelaで検討(7)アラシを運営に通報 |
東洋囲碁 | (1)無料ポイント補充方法(2)棋譜をsgfに(3)フリーソフトで棋譜をsgfに(4)Lizzieで検討(5)Leelaで検討 |
ハッキリ申し上げます。
将棋の段位は、囲碁よりも確実に2~3ランク上です。
実際、将棋ウォーズにおいて、元奨励会3段(プロ一歩手前だった)人が7段です。
このウォーズ7段の人は将棋のプロ相手に3連勝とかする実力者、
囲碁だったら、東洋でも、野狐でも9段上位に食い込むレベルの人です。
別に、アンチ囲碁という訳ではありません(弱いですが一応野狐4Dあります)
日本人中心と思われる将棋クエストと、囲碁クエストを例にしますと、
・レート:将棋の1位がR2625、囲碁9路の1位がR2826、囲碁13路の1位がR2900
・人口:将棋65311人、囲碁9路31970人・13路22958人
(囲碁クエ19路は人が少なすぎるので除外)
1位のレートとプレイ人口から、将棋の方が層が厚いと思います。
(将棋で女性プロが未だいないのは、やる層が少ないという研究結果もあった気が)
加えて言うなら、ソフト打ち、ソフト指し問題です。
将棋は、囲碁よりもずっと前に、ソフトが人間を超えました。
ソフトによる正の効果として、アマでも研究、検討がしやすくなったのと、
部分ソフト指し等による負の効果として、全体のレベルが上がっています。
(将棋倶楽部24等では、異常に強い人が増えた)
この為、将棋で段級位を上げるのは、囲碁よりも難しいです。
囲碁も、アルファ碁などが人間を超えましたが、
将棋ほど、ソフト悪用は広まっていません(体感的に)
囲碁でもソフト打ちが増えて、全体のレベルが上がったとしても、
ソフトとか、そういうのは、ちょっと・・・、と思いますね。
コメントどうもですノ 野狐囲碁4段ですか。素晴らしいですね。私はここ2~3年ほど4段になるたびに叩き潰されてますよ。3段にいることが多いです。先日2段に落ちてしまって現在15勝1敗で飛び級目前です。2ヶ月ぶりの4段ですね。そろそろ4段を安住の地にしたいな~と頑張ってます。で、本題ですが・・・・・
将棋ウォーズ、実は私も1月中旬から始めました。(https://shogidays.com/archives/106・https://shogidays.com/archives/127)将棋は30~4級まで1回勝つだけで昇級していきましたから意味が分からないんですよね~。つまり、4級がスタートラインっぽいです。囲碁ほどきちんと分けられていないってのはよくわかりました。
将棋に復帰してまだ一ヶ月くらいでしょうか。結論をだすのはまだまだ後だと思っていますが、現時点で本音を言わせてもらうと『将棋はぬるい』という結論になってくるんですよね。いまだに戦術がまったくわからないし、王の守り方がわからないので守ることを諦めた私でも2級くらいなら時々勝てるんですよ。
将棋ウォーズの統計データを信じるなら『1級になれれば平均以上』です。囲碁の世界で言うなら『野狐4級が平均以上』なんですよね。では、どちらの難易度が高いのかと聞かれたら、私は間違いなく『野狐4級の方が難しい』と答えますよ。1級は確かに強いな~と思いました。でも、2級には『こんなのでも2級になれるのか』ってのがチラホラいるんですよ。
囲碁の初心者が野狐4級に勝つにはかなりの勉強が必要です。まぐれでは勝てません。しかし、将棋ウォーズ2級なら真面目に一ヶ月勉強しただけで勝てると思いますよ。もちろん2級定着は時間がかかると思いますが、何度かまぐれ勝ちする程度なら一ヶ月もあれば到達できます。
将棋の上位50%の世界はわかりませんが、下位50%の世界は間違いなく囲碁よりもはるかにレベルは低いです。でも3級、4級でも結構強いな~って人に当たることもあるんですよね。まだ100局程度なので私もハッキリわかっていないってことなのかもしれません。何にしても一年くらいはやってみないとわかりませんね~。将棋の勉強はするつもりないんですよ。ま~、一年適当にやってどこまでいけるかって遊びです。将棋やって囲碁が弱くなったでは話になりませんから。
日本棋院幽玄の間でも、初段以上は約半分です。東洋囲碁と変わりません。
ネットの参加者は、熱心な人で、当然棋力は上がります。
なお、東洋囲碁のほうが、幽玄の間より1段ほど強いとされています。
理由は不明です。
ただし、碁会所の棋力は、幽玄の間の棋力よりだいぶインフレが進んでいます。
私は野狐囲碁で4段です。碁会所の棋力は最近行かず不明ですが、自治体の会館での囲碁の会では、8段です。一般に会館の棋力は、碁会所の棋力より2段くらい高いと言われています。
もぅ少しいえば、日本棋院の一般対局室での私の棋力は8段です。昔の話で、今は多分9段でしょう。もう、段位のインフレが進み、無茶苦茶です。日本棋院の免状も、同じです。話にならない状態です。
この様にインフレが進んでいますので、会館、碁会所、ネット、どれを基準にするかで、4段ほど差が出ます。
なお私は、自分では、本当の棋力は初段か2段と考えています。
アマの最高位は昔は6段でした。アマトップに多分、4子、4段差くらいです。もう、無茶苦茶です。
将棋はこう言う事は無い、多分、将棋の初段は、日本棋院の免状4段か5段です。4段の免状を持つ人と打ちましたが、碁のイロハが解っていない。私も分かっておりませんが。
これが、囲碁の現状です。
免状を乱発した結果です。
時々知恵袋でお見かけします。musuiさんは将棋におけるレーティングの歴史をあまりご存知ないから将棋ウォーズの級で比較していると思います。責めている訳ではなく、将棋のネット段級には少々特殊な経緯があり、将棋に関わって来なかったら分からないことなので仕方ないことです。経緯を知れば将棋ウォーズとの比較に妥当性がないことを簡単に理解して頂けると思います。
将棋のレーティングはアマ連というところが昔からやっていますが、参加者がとても少なく、レベルも高いので参考になりません。事実上、将棋倶楽部24が将棋界のレーティング先駆者です。将棋ウォーズにも内部レートというものが存在することが知られています。
将棋倶楽部24で起きた問題として、多くの人が下の級から開始するということがありました。それによって強い人が下の級に混ざってしまい、多くの人から苦情が出ました。そのような経緯があり、将棋ウォーズでは内部レートという見えないレートを採用することで対策したものと考えられます。
対策の仕組みを説明します。30級~5級の間は内部レートが激しく動きます。通常の上下幅を超えて動いています。この30勝足らずの間で五段などに1回でも勝つと最低でも三段のレートまで一気に引き上げられていると思います。そして25勝以上する間にある程度の適正レーティングが見えないところで算出されるようになっています。musuiさんの連続昇級が4級で止まったのは、4級が適正だと算出されたためです。人によっては四段や五段まで連続昇級します。このように、人によってどこで昇級昇段が止まるかというのを算出する為にあるのが将棋ウォーズにおける30級スタートの意義です。みんな下の級から始めるなら全員30級からにしちゃえ、しばらくやらせてそのうち適正なところまで強制的に上げちゃえ、というやり方です。
将棋ウォーズは常に大会を開いていますが、4級から五段までは個別のランキングが存在しますが、5級以下にはありません。将棋ウォーズは実質的に4級スタートだからです。30級~5級は適正段級判別のための捨て級です。六段以上は極端に少ないのでまとめられています。5級以下は計算用の捨て級のアプリと、そうでない本格的な囲碁対局場を比較しても意味がありません。
本来の将棋初段はプロに二枚落ちで勝てるレベルですが、将棋ウォーズの初段はアマチュア上位に四枚落ちで負けるレベルです。将棋ウォーズ初段では将棋連盟道場の初段にはまず勝てませんし、プロ相手なら六枚落ちでも苦労します。将棋倶楽部24の初段は将棋連盟道場では二段か三段になります。将棋ウォーズ4級から2級は将棋倶楽部24では0~200で団子状態です。1級でも500ほどです。低級クラスで、実力差はほとんどありません。将棋ウォーズの2級でも初心者クラスというのが実状です。将棋ウォーズの級は世間よりもとても甘く設定されています。理由は多くの人が初段を目標にするからだと思います。手が届きそうなところに目標を置いてあげれば、棋神という有料のヘルプを買ってもらいやすいからと思います。もし15級で止まる仕組みだったら12級や11級になるためにお金を出してくれないと思います。初段を目指したとしても15級の人からは遠すぎてそこまでの棋神を買うには大金が掛かりますから、やはり買ってもらえません。手が届きそうなところまで近づけさせることで買ってもらいやすくしていると思います。初段という称号の響き、級から段への表示上のステップアップは級位者には魅力的です。将棋ウォーズの初段に本当は初段の実力なんて無いと分かっていても、将棋連盟としても初段から金額が上がって本格的な免状収入になります。棋神で上がった初段には初段の実力がありませんから今度は降級危機を迎えます。そうなったら今度は維持の目的でまた棋神を買うしかありません。
一つの証拠として面白いことがあります。将棋連盟にある道場で「将棋ウォーズ初段です」と名乗ってスマホで証拠を見せても、初段で始めさせてもらえません。公認のはずなのに直轄の道場に適用されないのです。公認というのは免状を買う権利を得られますという商売上の話だということです。ちなみに将棋連盟道場で将棋ウォーズ初段を名乗って3局ほど棋力認定対局をしたあとは、6級前後で認定されることが多いようです。
東洋囲碁や野狐囲碁に近いのは将棋倶楽部24です。もちろん公認です。この24初段か、将棋連盟道場の初段と比較するのが適正だと思います。24レートで言うと、将棋倶楽部24の初段は1700で、連盟道場の初段は1350ほどです。つまり1350~1700が初段認定として適切です。将棋ウォーズ初段では700前後になります。1350~1700は将棋ウォーズで言うと二段から三段になります。将棋ウォーズの四段以上は将棋倶楽部24の高段が入ってくるので県代表争いレベルもいて、急激にレベルが高くなります。将棋倶楽部24のPC版は無料で対局数制限がありませんから、登録してやってみて下さい。そして1350到達と、囲碁の初段はどちらが難しそうか、比べてみて下さい。
補足です。
>将棋ウォーズ4級から2級は将棋倶楽部24では0~200で団子状態です。1級でも500ほどです。低級クラスで、実力差はほとんどありません。
この0や200や500は将棋倶楽部24のレーティングで言えば、という意味です。
長文による説明、ありがとうございます。参考になります。ただ、参考にはなりますが、あまり意味が無い内容だと感じます。
というのも、インターネットの世界で『将棋ウォーズ 初段 道場』で検索していただければわかると思いますが、ほとんどの方は『将棋ウォーズの初段は道場の初段である』と語っています。『道場の方が若干厳しい』という意見もありますが、ほぼ同じであると考えて間違いないだろうなというのが大勢の意見なんですよ。
どこの誰が語っているのかもわからないインターネットの世界では、知恵袋などよりもブロガーの方がよほど信頼できるんです。
http://yuushablog.info/shogikaikann/
こちらの記事にいたっては、将棋ウォーズ2級なのに道場では二段に認定されたと語られています。証拠の写真もありますよ。ある意味、この記事が一番信頼できるのではと思えるほどです。
一般人さんが語られている内容にもある通り、将棋連盟は商売による利益アップを狙っているのだと思います。『将棋連盟は初段の基準を下げようとしている』のではないでしょうか? だとするなら、これから将棋の初段基準はどんどん下がっていくのではと思えます。
初段基準は下がりません。連盟道場のように基本は勝敗の結果だからです。私もブログならありますが、それは本旨とは関係ないのでまあ置いておくとします。
URLのブログの方は元々他の道場で初段です。将棋ウォーズは全然やってないとご自分で書かれていますね。10分という持ち時間に慣れていないということも書かれています。棋力が低いのではなく、将棋ウォーズでまだ慣れておらず、実力発揮出来ていないものと推測されます。
私は20年以上将棋を続けており、さきほどのコメントはその上で書いています。私ともう一人、そうじゃないよと言っているコメントがありますね。それでもご自分のお考えが正しいと主張なさるのでしたらそれはそれで良いと思います。このコメント欄を読んだ人がどう思うか?というだけですから。musuiさんが私やその人より将棋界にお詳しいのでしたら私も何も返信しませんでしたが、読んだ感じ、よくご存知ないようでしたので、一応コメント致したまでですからお気になさらず。
私事ですが、最近は将棋も囲碁も調子よく勝てています。このエントリー含め、musuiさんのご意見発信が囲碁ファンの獲得に繋がれば私としましても幸甚です。
URLのブログの方は『元々他の道場で初段』で『将棋ウォーズ2級』で『将棋会館で二段認定』されて『正直自分は2級くらいが妥当だろうと思っていたので、嬉しさよりも驚きが先にきました(笑)』という流れになるんですね。
2つの道場で初段、二段の認定を受けたにもかかわらず『自分は2級くらいが妥当だろうと思っていた』となるっておかしくないでしょうかね? 他の道場で初段なら受付で最初からそう説明するべきなのに、全然やってない『将棋ウォーズ2級』と説明したというのも妙な話です。
ま~これは別にいいんですよ。私も『将棋ウォーズ2級が道場二段』だと思っているわけではありませんから。ただ、私が先ほど説明したメインの内容は『将棋ウォーズ初段=道場初段』ではないかってことです。その根拠として『将棋ブロガーの大多数がそのように語っているから』と説明したんですね。
そして、一般人さんの仰っていることは完璧な筋違いなんです。
私が語っている内容は将棋ブロガーの人たちの意見を参考にしているに過ぎません。私の語っている内容が間違えているというのであれば、それは大多数の将棋ブロガーたちが間違えていると言うことなんです。
もし、一般人さんがご自分の考えが絶対に正しいと考えているのでしたら、それは将棋ブロガーの人たちに主張するべきことなんですよ。そして、間違いを正すべきなんです。将棋世界全体の間違いを囲碁ブロガーに主張しても意味が無いでしょう。
将棋世界の間違いは、将棋世界の方で解決してください。ここは囲碁ブログなんですから、将棋世界の間違いを主張しても何の解決にもなりません。
将棋の段位の方が辛いです。
間違いありません。
理由は将棋のアマ七段はアマで何回も優勝するような人だけです。囲碁は七段があちこちいます。
ある大会で囲碁のチラシがありました。そこには県代表クラスを9段!とします、とありました。将棋の県代表は四段以上です。置き石ハンデの弊害のような気がします。
>くまさん
話の本筋は『初段に到達するための難易度』です。『段位の辛さ』の話ではありません。
失礼しました。初段になるのはどちらが、言うと基準が囲碁も将棋も曖昧すぎてわからないですね。客観的な基準がありません。一方ネットの棋力の方が利用者が多い分、両方とも正確なように思います。道場は人の多寡によって大きく違うのではと。
そうですね。碁会所や道場などは場所によって棋力が大分変わってきますので参考にはなりにくいです。
ですから記事の方ではネットの『東洋囲碁』と『将棋ウォーズ』を基準にして書いているんですよ。
ウォーズは上に詳細な仕組みを書いてる人がいますが5級まではほぼ誰でもなれます。倶楽部24は最も厳しい段位認定とされています。低級から比べたいのであれば、ウォーズよりもクエストの方がお勧めです。簡単には上がれません。
私は将棋3段、父は囲碁6段ですが父は短期間で高段に達したこともあって囲碁は才能と言ってます。計算よりも感覚的な要素が強いので確かにそんな気がしますね
将棋ウォーズを基準にしたのは『統計データ』をまとめてくれている方がいたからです。私が記事で比較しているのは『初段に到達した人の割合』です。特に低級から比較したいと考えているわけではありません。
『囲碁は才能』というのは個人的には使わないほうがいい言葉だと思っています。というのも、『才能』という言葉を使ってしまうと『持っていないものは努力しても無意味である』という印象を相手に与えてしまうからです。これは囲碁を他の方に勧めるうえで何のメリットもありません。また『自分は才能があると自惚れているのか?』という不快な印象をも与えてしまうんですね。ですから、もし人に語るのであれば『囲碁は熱意』とした方が気持ちがいいかなと思います。今後の参考にしてくださいませ。
「将棋ウォーズ初段」は他の将棋アマチュア初段免状取得方法と比べてレベルがけっこう低いほうです。
将棋ウォーズ初段では多くの道場では級位者だと思いますし、他のネット対戦の将棋倶楽部24では10級ぐらいに相当します。
将棋倶楽部24ではほとんどの人が真面目にやっても初段になれないと思います。
将棋ウォーズ初段になるのは簡単でも各道場初段は厳しく将棋倶楽部24初段は絶望とさえ言えるかも知れません。
ただ同じネット対戦の81道場の初段は将棋ウォーズ初段よりもっとレベルが低いです。
将棋倶楽部24でも81道場でも免状は取得できます。
同じ将棋界においても各所において初段のレベルの差が激しく大きすぎるので囲碁の初段との比較は意味をなさないかも知れません。
もっとも漠然とした初段ではなく「将棋ウォーズ初段」と限定するなら意味はあると思います。
言いたいのは「将棋ウォーズ初段」イコール将棋初段ではないかも知れないということです。
>「将棋ウォーズ初段」イコール将棋初段ではないかも知れない
他のコメントで語っていることですが、「将棋ウォーズ初段」=「将棋道場初段」というのは私の考えではありません。将棋ブロガーの主張内容です。検索上位に引っ掛かる人気将棋ブロガーを調べて確認してみたところ、「将棋ウォーズ初段」=「将棋道場初段」が絶対多数の意見であったため参考にしたと言うことです。
私は将棋の世界に詳しいわけではありません。ですから、そういったことをこちらで主張されても対応に困ります。将棋ブロガーの方々と議論されてみてはいかがでしょうか。
某、将棋4段生主さん(銀将さん)
囲碁歴1年くらいで、野狐初段行った模様
6勝1敗で、野狐二段は余裕、三段行ってもおかしくない勢い
碁会所では4段認定だったそうです
うーん、やっぱり将棋初段のが難しい気がする
いくらやっても、将棋ウォーズ2級から上がれない
囲碁歴1年くらいで野狐2段3段というのは特例中の特例ですよ。ほとんどの人は初心者の壁にぶつかって囲碁を辞めますし、囲碁を10年続けても初段にたどり着けるのは2~3割だと思います。記事内にも書いてると思いますが囲碁の平均棋力は『4級』です。一生涯囲碁を続けても初段レベルになれない人の方が多いんですよ。
将棋ウォーズ2級なら立派なものではないでしょうか。今が結果ではありません。2~30年後に初段以上になれていればあなたは優秀な部類ですよ。
流石に、伸び盛りの幼少や10代前半ならわかりますが・・・
30代くらいの人が特例中の特例で出てくるとはちょっと思えないです
私は、将棋ウォーズ2級というのは正直あまり・・・という感じです
私が将棋を始めたのは、たぶん小学校低学年、囲碁は20歳くらいから
囲碁はあっという間に初段超えて行きましたが、
将棋は未だウォーズ2級止まりです、囲碁クエはようやく5段
正直、将棋の平均棋力と囲碁の平均棋力の
算出方法がおかしいと思います
「日本棋院はアマチュアの平均棋力は4級」とありますが、
これに対して、将棋の平均棋力の算出方法が全く合っていない
将棋版東洋囲碁の平均棋力であるウォーズと比べているような物です
平均棋力が高く出る将棋データと
平均棋力が低く出る棋院公表データを比べる事自体、
無理があるのではないでしょうか?
むしろ、東洋囲碁と将棋ウォーズの平均棋力を比較した方が
どちらが難しいかについて、公正な評価になると思います
◆何を根拠に『将棋の平均棋力の算出方法が全く合っていない』と言えるのでしょうか?
◆何を根拠に『平均棋力が高く出る将棋データ』と言えるのでしょうか?
◆何を根拠に『平均棋力が低く出る棋院公表データ』と言えるのでしょうか?
◆何を根拠に『東洋囲碁と将棋ウォーズの平均棋力を比較した方が構成』と言えるのでしょうか?
ま~つまりですね、あなたは根拠を何も語らずに主張されているので、私にはあなたの主張内容が正しいのかどうかまったくわかりません。これらをちゃんと説明していただければ、今後の参考にさせていただきたいと思います。
>30代くらいの人が特例中の特例で出てくるとはちょっと思えない
『思えない』と考える方がおかしいと思います。そりゃ~30代でプロ棋士レベルになるのは不可能だと思いますが、アマチュアの低段はそこまでレベルは高くありません。私の経験で言うなら
◆3段以下:荒いしミスも多い
◆4~6段:ちゃんと勉強しているな
◆7段以上:ちょっと次元が違う
ま~、できる人は短期間で低段くらいにはなれると思いますよ。数年で9段になったという人もいましたし。しかし、短期間で東洋囲碁の初段以上になれる人はめったにいないので『特例中の特例』と表現しているんですね。
とある人は『囲碁なんて勉強しなくても6段くらいにはなれる』と言ってましたよ。私も囲碁の勉強などまったくやってませんが3段まで来れましたし、これからも勉強しませんが、いずれは6段くらいになれると思ってます。7段以上は勉強しないと無理でしょうけどね。
◆『囲碁の初段』に関して
私は『東洋囲碁』を基準として書きましたが、そもそもアマチュアに『9段』は存在しません。『8段』までなんです。『9段にも弱い人と強い人では置き石2つくらいの差がある』とか言われているくらいです。『東洋囲碁の初段』だって本当は初段認定できないくらいレベルが低いんです。
有料ソフトの『天頂の囲碁』と『最強の囲碁』は『KGSの初段』を初段設定にしています。おそらくこれが正しいのでしょう。『KGSの初段』というのは『東洋囲碁の4段』なんです。つまり『東洋囲碁の4段でなければ初段とは言えない』ということですね。そのように考えれば『東洋囲碁の強い9段』が『8段』くらいになるので計算上は会うんですよね。
ただ、そうしてしまうとあまりにも囲碁打ちの皆さんがかわいそうだと思いましたので、私は『東洋囲碁の初段』を基準にしたんです。
つまり、この記事は『囲碁の初段』をかなり緩めにして書いているんです。本音で書くなら、囲碁の初段は『KGS初段』=『東洋囲碁4段』としますよ。
ここまで詳しく書けば『囲碁の初段の難易度』に関してある程度理解していただけるのではないでしょうか。ですから、本音で言うなら『囲碁の初段の方が将棋よりも圧倒的に難易度は高い』と書きたいところなんですね。しかし、そのようなことを書いても囲碁打ちも将棋指しも幸せになれないんです。だから『同じくらい』ということで締めくくったんです。
古い記事なのでもうご覧になっていないかも知れませんが。
囲碁と将棋の母集団の取り方がそれぞれ適正でないと、この比較は意味を為さないんじゃないですか?
将棋ウォーズは二週間足らずのイベントに参加した人だけが母集団だし、囲碁の平均棋力の取り方は日本棋院が発表したということを根拠にされてますが、その算出法は結局のところ推測ですよね。
『母集団』をどのように取るのかってのは難しいところです。
例えば将棋指しの多くは囲碁に挫折しています。私の周りにも『囲碁に挑戦したけど難しいから続けられなかった』と語る将棋指しの知人は結構多いんです。正確に言うなら『知人10人中9人』は囲碁に挑戦して挫折しています。ま~できるって言ってた人も口だけっぽかったので囲碁10級以下ってところでしょう。
つまり『囲碁に挑戦して挫折した人』も母集団に入れれば、囲碁の難易度はこの記事で書いた内容の比ではないほどに高いものになってくるんですね。そのため、別記事に新しく書き直すべきかなと現在検討している段階です。
補足しますと、私は1年ほど前に、3ヶ月ほど将棋に挑戦して4級 → 1級くらいになりました。初段にもちょこちょこ勝ってたので力量はだいたいわかります。攻めは棒銀、守りは我流で初段近くまでいきましたので、将棋の初段はそこまで難易度が高いとは思いませんでした。
ま~私の力量を基準とするなら、謙虚に語っても『将棋初段は1年で到達できる難易度、囲碁初段は5年で到達できる難易度』ってところではないかな~と今は思ってます。
修正
貴方が言っているのは『100%のデータを出せ!99%でもダメだ!100%だ!それが出せないならダメだ!』という言いがかりでしかありません。現存するデータに基づいて意見しているにすぎず、一個人のブログとしてそれほどおかしくはないレベルの記事内容ではないでしょうか。正直、言いがかりが酷すぎて相手にしたくないタイプだな~と思いました。
読ませていただきました。昔の記事で、もう関係ないでしょうが、ちょっと、気づいた事を。
私の知っている囲碁の高段者は、半年くらいで5段になった。今の5段とは違い、昔の6段です。強い、こう言う話は、他でも聞きました。一人は高校3年生、もう一人は20歳くらいです。
碁盤が頭に入っていると言います。要するに頭の中で碁石を並べられるのです。盤上と同じように。特別の才能です。こう言う人は、あっという間に高段になる。打った碁はすべて覚えている。読んだ本も即座に理解できる。並みの頭では無いのです。
藤井壮太?さん、こう言う人も、あっという間に強くなる。囲碁も将棋も変わりません。
では、普通の人間が、急激に上がれるのか、上がれはしません。苦労しても初段が難しいのです。インフレ初段にはなれますが。
もう一つは、囲碁はインフレが進んでいる。ネットの世界と、日常の世界の棋力の差は、5段くらいあります。日常とは日本棋院の免状を含めてです。
私は野狐4段で弱いのですが、日本棋院の公開の対局場では8段、今は多分、9段あります。公民館の会場でも8段、です。
では、先の二人とどのくらいの差か、3子か4子です。まあ、この中間くらいです。二人は、日本棋院で言えば、12段になるでしょう。さらに上が、もう1段くらい強いアマがいます。東京大会で、ベスト10前後ですから。
これらは、日本棋院が免状を乱発した結果です。碁会所はレベルがいろいろです。私は新宿の藤沢が行っていた有名な碁会所で5段でした。今は6段かもしれません。
結論を言えば、比べようがない。比べてどちらが強いと言ってもい要は解らないし、俺の方が頭が良いという様なもので、何の利益にもなりません。
なお、私は公民館で誘われて、将棋を一度打ちました。まるっきりの素人ですが、1級と言われました。将棋もインフレかな、そう思いました。私は盤上を見れば、一応ある程度考えられます。そういう人間は、勉強しなくても1級、まあ、小学校の時少し指しましたが、ほんのわずか。これが、盤が頭に入っている人なら、一気に昔の5段に進む。そう言う物と思っております。
将棋と囲碁、どちらが面白いと言う話もありますが、身の入れ方の差でしか無いのでしょう。もちろん、私は囲碁の方が遥かに面白い。そう思っております。当然、将棋の人は将棋が面白いと言うに決まっています。これも、空手が面白いか、野球が面白いかという様な話です。比べても無駄です。
感想です。
将棋ウォーズ初段=世間一般でも初段は割とあってるみたいです。
問題なのは、日本は将棋のほうが盛んであることです。これは無視できないと違いで、日本人の将棋と日本人の囲碁を比較する上で大きな障害になります。
同じくらいメジャーな競技なら「全体の内、上から何割か」で比較できますが、そうでないので難しいと思います。
韓国の囲碁熱はどの程度が知りませんががもし日本の将棋と同じくらい盛んなのだとしたら、比較するべきは日本人の囲碁と日本人の将棋ではなく、韓国人の囲碁と日本人の将棋だと思います。
「同じ国」で比較するのではなく、「同じくらい熱中してる国」で比較するべきだと思います。
また将棋のルールを知っている人と囲碁のルールを知っている人では将棋のほうが圧倒的に多い(主観ではありますが、将棋は男性の半分以上ができるけど、囲碁は10人に一人もいない)ため、将棋をやろうと思えば将棋とは関係ない普通の知り合いとでもできるのに対し、囲碁は碁会所にでもいかなければなかなか相手がいません。
なので将棋はどこでもできる分、モチベーションの低い人はざわざわ道場などいかず、結果的にそれなりにモチベーションが高い人しか将棋道場等に行かず競技人口にすら反映されず、囲碁は周りにやる相手がいないのでモチベーションにかかわらず碁会所に行くことになります。
つまり将棋の競技人口というのは、本当に軽い気持ちでやる弱い人たちが反映されてません(囲碁はここまできっちり反映されている)。
そなると、全体の内上からの半分の人でも、モチベーションが高い人集団(将棋)の半分にいくほうが、モチベーションが高い人から低い人までいる中(囲碁)の半分にいくより難しくなります。
「モチベーションが低い人」=「日常的に囲碁・将棋を嗜まない人」ということと仮定して話をします。
そもそも、囲碁のモチベの低い人は、同じレベル帯に相手がおらず、囲碁に触れたとしても、辞めてしまっているのが現状です。あなたが周りに囲碁を嗜む人を見ないのはそれが原因です。
ですので、囲碁を続けている人は、(棋力が低くとも)モチベーションが高い人が多いと考えられますね。碁会所に初級者は滅多に見ません。
また、「同じくらいメジャーな競技なら「全体の内、上から何割か」で比較できますが、そうでないので難しいと思います。」とおっしゃっていますが、日本における野球とクリケットほどの人口差がないのであれば、割合で単純比較可能ではないでしょうか。