googleが公開したアルファ碁同士の対局の棋譜を紹介いたします。50局中の1~5局目です。
なお、数が多いため棋譜の公開に時間がかかっております。その点、ご了承ください。
【AlphaGo×アルファ碁50局】
1~5局・6~10局・11~15局・16~20局・21~25局・26~30局・31~35局・36~40局・41~45局・46~50局
目次
AlphaGo×アルファ碁の第1局目
対局結果: 白の中押し勝ち
『中押し勝ち』となりますが、最後まで打ったとしても半目か1目半程度の大接戦です。
ヒカルの碁の『SAI』VS『塔矢行洋』みたいですね。
AlphaGo×アルファ碁の第2局目
対局結果: 白の中押し勝ち
実際の差は5目程度だと思います。右下、ガッポリ取られたので黒勝ちなのかなとも思いましたが、わからないものですね~。
AlphaGo×アルファ碁の第3局目
対局結果: 白の中押し勝ち
最後まで打ち合えば、白が10~20目ほど差をつけての勝利になると思います。結構、圧勝の部類になるのかもしれませんね。
『アルファ碁は白を持った方が強い』という話をどこかで聞いたことがあります。もしかしたら『黒、コミ6目半』というハンデを意識してしまって、アルファ碁的には黒を持つのはきついという判断になっているのかもしれません。
個人的な考えで言わせてもらいますと、アルファ碁は『長期的に6目半を取り返す』という判断をしているのではなく、『短期的に見て6目半負けている』という意識で戦っているのだと思うんですね。
つまり『黒を持っている時は負けているという判断』が働き、『白を持っている時は勝っている』という判断が働いているものと思われます。それが結果に影響しているのではないかなぁと。
ですから、『コミ6目半は白にとって有利』ということなのではなく、『コミの概念自体がアルファ碁のプログラム的に黒が不利に働く傾向にあった』という事なのだと思うんですね。つまり、プログラム的な問題であり、決してコミ6目半が白の方が有利だってことでは無いと思うんですよ。
AlphaGo×アルファ碁の第4局目
対局結果: 白の中押し勝ち
コウ争いで勝てないと判断しての黒の投了です。そうなりますと、中央の黒、全て死んでしまっているということになります。100目以上の差で白の勝ちってことになりますね~。珍しいほどの大差です。
AlphaGo×アルファ碁の第5局目
対局結果: 黒の中押し勝ち
黒の2目半勝ちくらいだと思います。
どうして右上のコウ争いを行わないんだろうと不思議でしたが、やるまでもなく黒が勝っているって判断のようです。アルファ碁はこれでもかってくらいコウ争いを好んでやるイメージが強いのですが、冷静な判断でした。
過去のAlphaGoの対局
【まとめ】アルファ碁の対局履歴
◆2017年◆ | |
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10月中 | 【アルファ碁ゼロVSアルファ碁ゼロ40局】-3000~4750・4775~5185・-3400~3700・3750~4350 |
5月末 | 【アルファ碁VSアルファ碁50局】1~5局・6~10局・11~15局・16~20局・21~25局・26~30局・31~35局・36~40局・41~45局・46~50局 |
5/23~27 | 【中国】カケツ(1局・2局・3局)・相談碁・ペア碁 |
12/29~1/4 | ※【非公式対局】・・・井山裕太(1局)・カケツ(1局・2局)・パク・ジョンファン(1局・2局・3局・4局) |
◆2016年◆ | |
夏ごろ | AlphaGoVSアルファ碁・・・1局・2局・3局 |
3/9~3/15 | 【韓国】イセドル9段・・・1局・2局・3局・4局・5局 |
◆2015年◆ | |
10/5~10/9 | 【EU】ファン・フイ(Fan Hui)・・・5戦 |
※【非公式対局】2016年12月29日~2017年1月4日に行われた対局はインターネット上で行われた非公式の対局となります。
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