2018年11月16日に『最強の囲碁Zero』が発売されました。強さは9段とのこと。おそらく『天頂の囲碁7』と同じくらいだと思います。ここでは最強の囲碁Zeroがどういったソフトなのかを全体的にご紹介したいと思います。購入するかどうかの判断材料としてお使いください。

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『通常モード』の機能

初期画面はこんな感じ。6つの機能があるようです。まずは『通常モード』をご紹介します。

通常モードでは、自分で好きな対局設定が行えます。見ていただければだいたい扱うところはわかると思います。

コンピュータの棋力は初期設定は『八段』になっていますが、『九段~15級』までの24段階の強さを選択することができます。

そして、設定が完了したら対局開始です。

碁盤右側はこんな感じ。直感でなんとなく操作が分かるようにできています。扱いまわしていればすぐになれると思いますよ。

盤面左側はこんな感じ。

面白いなと思ったのは『形成推移グラフ』が表示されているってところです。ちょっと画面が小さいので拡大させます。

現在、どちらがどの程度勝っているのかってのが常に表示われていてわかるんです。

ネット碁三段の私が『最強の囲碁8段』に挑戦してみましたが、当然負けます。どんどん差が広がっていってるのがわかるんですね。『この手が悪かったんだな』というのがリアルタイムでわかるようになってるんです。『常時目算してくれている』って感じでしょうか。これは面白いな~と思いました。

もちろん、このグラフが表示されないように設定することも可能です。

『道場モード』の機能

道場モードで打ち続けることによってご自分の棋力をはかることができます。

まだあまり打っていないので断言できかねますが、ネット囲碁の『KGS』というサイトを基準にしているのではないかなと思います。『天頂の囲碁7』のレーティング戦と強さは同じくらいかなと思いました。

道場モードでは対局中は『形成推移グラフ』は表示されませんが、終わったら表示してくれます。勝っても負けて『どのあたりから悪くなってきたのか』を確認できるので、その点は便利だなと思いました。

『棋譜を読み込んで研究』の機能

これは『対局した棋譜データを分析する機能』ということです。SGFファイルなんかを持っている方のための機能ですね。

『深く分析するか、浅く分析するか』ということですが、基本的に『浅く分析する(Low)』で十分だと思いますよ。一分程度でできますし。ブログ主のパソコンで深く分析しようとすると15~30分ほどかかってしまいます。お好みで。

ちょうどこの記事を書いている日に『2018年天元戦第3局』が行われていましたので、その棋譜データを分析してみました。

序盤は黒の山下九段が数目程度優勢でしたが、40手目あたりから井山天元が盛り返し、最終的には50目程度の差がついてしまったと分析されています。

山下九段は黒39手目で『六ノ18』に打ちましたが、最強の囲碁はその一手があまり良くないと判断したようです。最強の囲碁の判断は『黒十一ノ17』でした。この『ヒント』機能も便利ですよ。

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『布石指定対局』の機能

51通りある布石を指定して対局が始められるという機能です。

初期状況は

・自分は黒
・コンピュータの強さは八段

と設定されています。変更したい場合は右上にある『設定』を操作すれば可能ですよ。

『最強の囲碁Zero』の強さは?

『今作と前作との自己対戦勝率は95%を超えています』とのこと。

前作というのは2015年発売の『最強の囲碁~名人への道~』のことです。このソフトは8段まであります。その8段のソフト相手に95%の勝率ということです。

東洋囲碁や野狐囲碁でも95%の勝率であれば2階級特進で棋力が2つ上昇します。つまり、前のソフトに比べると棋力2つ分は強くなったってことではないかなと思います。

『天頂の囲碁7』が九段でプロ棋士と同等以上の強さを発揮しています。ですから、今回の『最強の囲碁Zero』も天頂の囲碁7と同レベルの強さになっているのではないかな~と思うんですね。断言できかねますが。

現在発売されている囲碁ソフトは

天頂の囲碁7・・・九段
銀星囲碁18・・・八段
最強の囲碁Zero・・・九段

となっています。どれもプロ級に強いソフトです。細かいことは気にせず、扱いやすさなどを基準として購入を検討すればいいのではと思います。

動作環境は?

『最強の囲碁Zero』の動作環境は以下のよう発表されています。

[windows]
対応OS:  Windows 7/8/8.1/10(32/64bit)
CPU:  デュアルコアCPU 2GHz以上
メモリ:  1GB以上
HDD:  200MB以上
メディア:  CD-ROM
●ビデオカード: 解像度1024×768、High Color(16bit)以上
●CD-ROMドライブ: インストール時に必要

これはつまり、10年以上前の古いタイプのパソコンでも大丈夫ってことです。ま~古いパソコンだと重く感じるとは思いますが。

サクサク快適に楽しみたいのであれば『CPU』を意識したほうがいいです。

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パソコンの選び方に関しては別記事にて紹介していますので良かったら参考にしてください。

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