【囲碁の対局料】プロ棋士が対局で得る収入を検証!最終予選がエリートの境!?

囲碁のプロ棋士がどういった収入の得方をしているのか気になったため、『対局料』を調べてみました。

何だか、収入が多いようにも見えますし、そうでもないようにも見えます。どこかの情報によりますと、『囲碁のプロ棋士で年収1000万円にとどいている者は1割もいない』とのこと。

現在のプロ棋士の人数は400人以上。ということは、『1000万円以上の人は40人以下』ということになるでしょうか。

ちょっと興味がありますので、タイトル戦の収入スタイルを調べてまとめてみようと思います。
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囲碁の『対局料』

対局料は、名人戦を例に取ると、予選Cの対局料は13万円、予選Bの対局料は20万円、予選Aの対局料は30万円、最終予選の対局料は40万円で対局料は勝っても負けても同額です。リーグ戦の対局料は勝つと80万円、負けると66万円だそうです。

参照元:http://www.igodb.jp/cgi-bin/patio/patio.cgi?mode=view&no=36

あくまで『名人戦』の話ですが、

・予選Cの対局料は13万円
・予選Bの対局料は20万円
・予選Aの対局料は30万円
・最終予選の対局料は40万円
(対局料は勝っても負けても同額)

・リーグ戦の対局料
 勝つと80万円
 負けると66万円

勝っても負けても、一局あたりこの金額とのこと。見ようによっては『なかなか良い収入だ!』とも思えます。

とは言っても、対局料の半分近くは日本棋院にとられるという話をどこかど読んだことがあります。どこまで正確かはわかりませんが、それが事実ならそんなに甘い世界ではないかもしれませんね。

さてさて、プロ棋士で食べていくにはどれくらいの強さであればよいのでしょうか? ちょっと考えてみようと思います。

おそらく、タイトル戦によって対局料も違う

上記で例に挙げたのは『名人戦』です。

囲碁のタイトル戦は『棋聖戦』『名人戦』『本因坊戦』が『3大タイトル』と呼ばれています。おそらく、この3つの対局料は同じくらいではないかなと思うんですよ。

しかし『王座戦』『天元戦』『碁聖戦』『十段戦』になってくるとどうなんでしょうね? 正確にはわかりませんが、対局料もだいぶ落ちてくるのではないでしょうか。

予選Cは13万円、予選Bは20万円

参加者:267人

突破者:36人

160731-i11

こういったグループが何十組かあって、予選を行っていくスタイルのようです。

トーナメント方式なので、負けるとそこで終わりです。

・初戦で負けた場合・・・・・・対局料13万円
・予選Bまで通過した場合・・・対局料20万円

このトーナメントで最も収入が多かったのは4勝している『釼持丈八段』となります。『13万、13万、20万、20万』で『合計66万円』の収入になっていますね。

予選を通過した青木喜久代八段は、おそらくシードだったんでしょうね。一局勝利しただけで予選通過になっています。
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予選Aの対局料は30万円

予選B:36人
シード:36人

突破者:18人

160731-i12

予選Aは18組ほどあって、それぞれの組を勝ち上がった者のみが次に進めます。

これもトーナメント方式であるため、負けたら終わりです。

・初戦で負けた場合・・・・・・対局料30万円
・予選Aを通過した場合・・・・対局料90万円

予選Aと言っても、初戦負けではちょっと生活を考えると厳しいですね。予選Aを通過できるレベルになって、やっと生活も安定できそうです。

最終予選の対局料は40万円

予選A:18人
シード: 9人

突破者: 3人

160731-i13

最終予選は3組あって、それぞれ勝ち上がった3名のみが上に上がれます。

同じく、負けたら終わりのトーナメントです。

・初戦で負けた場合・・・・・・・対局料40万円
・最終予選を通過した場合・・・・対局料120万円

余分に戦う方もいるようですが、だいたいは3局のようです。

予選Aのシードと言っても、初戦負けしたら40万円で終わりですよ。なかなか楽ではありませんね。
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挑戦者決定リーグ『勝ち80万円』『負け66万円』

最終予:3人
シード:6人

挑戦者:1人

160731-i14

そして、いよいよ噂に名高い『リーグ戦』です。なんと『総当たり戦』であるため、勝ち負けにかかわらず、必ず8局打つことになります。これは美味しいですね。

・全て負けた場合・・・対局料528万円
・全て勝った場合・・・対局料640万円

いきなり金額がメチャクチャ跳ね上がったんですけど!!

これはつまり、『リーグ戦に入れるだけで一般人の年収になってしまう』って感じですかね~。これはめちゃ美味しいと思います。プロ棋士なら必ずリーグ戦入りを果たしたいところですよ、マジで。

タイトル戦は7つあるわけですから、2つのタイトル戦でリーグ戦入りしていれば1000万円を超えそうです。

とは言っても、先ほど書いたように、日本棋院に幾らか持っていかれるって話なので、全額懐に入るわけではなさそうです。

まとめ

年収1000万円を超えるのは40人とした場合、

名人戦だけで考えるとするなら

・タイトル保持者・・・1人
・リーグ戦・・・・・・9人

この10人は確実に超えてくると思われます。後30人。

・最終予選・・・・・24人(突破者3人は除外)

最終予選の24人を含めて、34人程度ですね。

つまり、『最終予選にたどり着けるレベルで、年収1000万円程度』と考えるのが妥当かもしれません。

タイトル戦くらいにしか興味を持ってきませんでしたが、このように現実を見ていくと、なかなかに熱く面白い世界なんだな~という気がしてきました。

今後は、リーグ戦辺りまで興味を持ってみようかな~と思えてなりません。
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この記事を書いた人

『碁石愛護委員会』会長ムスイの葛藤。『碁石を守ってあげたい』という想いと、『碁石を殺してしまいたい』という想い。矛盾するこのジレンマに対していまだに答えを見いだせていない。とりあえず、碁石たちの悲しみの根源である『日本棋院』に対して厳しく追及していく構えである。

コメント

コメント一覧 (7件)

  • 日本棋院が対局料を支払うので、対局料をハネたりはしません。
    必要な経費は別枠です。
    関西棋院の事は分かりません。

  • 対局料は
    新聞社→日本棋院(ここで一部徴収)→棋士に支払い
    という流れだと考えているのですが、違うんでしょうかね~?

  • 管理者さん、その通りです。
    名人戦の対局料の記載の説明に、日本棋院にそこから半分引かれるような書き方に見えたものですから。
    書いてある名人戦の対局料は以前の金額のようですが、全額棋士が受け取る金額です。
    親戚に棋士がいる為、詳しく知っていますが、日本棋院が対局料の詳細を公表していないので、このような公の場で詳しく書く事は控えます。

  • 関西棋院は、ランキングの低い棋士の対局料を半減するという話しがあったようですが、その後どうなったのかは分かりません。
    日本棋院は、現状そのような事はありません。
    女性等、特別採用枠で棋士になった方は、一定の条件をクリアするまで、初戦のみ対局料が半額になる制度は、今でも残っていると思います。今度、棋士に会った時に聞いてみますね。

  • なんと、女性枠の方は初戦は半分ですか。厳しいですね。ただでさえ対局料が少ないのでしょうから、少々不憫に感じてしまいます。

  • と言うのは元タイトルホルダーの方が話していますね

  • ま~それはそうでしょうね。相撲の懸賞金も自分がもらえるのは半分以下だと聞きますし。

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