◆2022年◆(日程) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2021年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2020年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2019年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2018年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2017年◆(日程) | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
◆2016年◆ | ||||||
棋聖戦 | 十段戦 | 本因坊戦 | 碁聖戦 | 名人戦 | 王座戦 | 天元戦 |
2020年度の本因坊戦は、本因坊文裕が4勝1敗でタイトルを防衛しました。これで本因坊9連覇となります。
そして超治勲名誉名人が成し遂げた『10連覇』に王手ですね~。もし来年成し遂げれば『二十六世本因坊』を名乗ることができるってことですか。いや~、今から来年が楽しみですよ。
今回の本因坊戦は事実上の『囲碁界最強決定戦』のようなものだったと思います。結果は本因坊文裕の圧勝って感じでしたね。まだまだ井山最強時代は続きそうです。
目次
第5局目
対局日 : 7月8日(水)・9日(木)
対局場 : 三重県鳥羽市「戸田家」
持ち時間: 8時間
白番 : 本因坊文裕
黒番 : 芝野虎丸(名人)
◆タイトル戦日程表◆
http://netdays365.com/archives/5792
◆動画生中継や棋譜の視聴方法まとめ◆
http://netdays365.com/archives/4299
対局結果: 白番、本因坊文裕の4目半勝ち
本因坊戦第5局目は本因坊文裕が勝利し4勝1敗。これで本因坊文裕の防衛となりました。これで本因坊文裕は本因坊戦を『9連覇』となります。来年、大台の10連覇に挑戦です。
◆1日目(1~70手)
白の本因坊文裕が優勢みたいですが、あきらかに最後でグラフが上向いています。
どうやら、黒が『水色』の地点に打てばまだまだ形成は五分五分だと囲碁AIは判断しているようです。良い打ち方があるのでしょう。
(2日目)
う~ん、70手目前後で芝野名人にもどうにかできるチャンスがあったようですが、それを生かすことができなかったようです。なかなか難しいところだったのでしょう。
興味のある方は囲碁AI『ZBaduk』などを使って検討してみると面白いですよ。
第4局目
対局日 : 6月30日(火)・7月1日(水)
対局場 : 静岡県河津町「今井荘」
持ち時間: 8時間
白番 : 芝野虎丸(名人)
黒番 : 本因坊文裕
対局結果: 白番、芝野名人の中押し勝ち
本因坊戦第4局目は芝野名人の勝利。これで通算成績は『本因坊文裕が3勝』『芝野名人が1勝』となりました。
◆1日目(1~80手)
『黒が70~80%良し』になってます。本因坊文裕の優勢です。とは言え、若干白が巻き返してきているようですからまだまだ芝野名人にもチャンスはある、かも?
◆2日目
いや~、中盤までは本因坊文裕の優勢だったのですが、終盤にカクンと落ちちゃいましたね。ここに来て芝野名人が意地を見せてきたってところでしょうか。
個人的には本因坊戦がストレートで終わらなくて良かったと思ってます。後1~2回ほど芝野名人が勝ってくれると面白いのですが。
第3局目
対局日 : 6月22日(月)・23日(火)
対局場 : 兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」
持ち時間: 8時間
白番 : 本因坊文裕
黒番 : 芝野虎丸(名人)
対局結果: ?白番、本因坊文裕の中押し勝ち
本因坊戦第3局目も本因坊文裕の勝利。これで開幕3連勝で防衛に王手です。本因坊文裕、絶好調ですね~。7冠だったころを思い出すほどですよ。コロナの待期期間が本因坊文裕にとってプラスに働いたってことなのかもしれませんね~。
◆1日目(1~85手)
グラフは50%より下に行っているので『白の本因坊文裕が優勢』ってことです。1日目なのに『白優勢80%』ってなってますね。圧勝の雰囲気じゃないですか。私的には黒の方が良いようにみえなくもないのですが・・・・・。
◆2日目
芝野名人、苦しい・・・苦しすぎる・・・。タイトル戦という大舞台でこんなに負け続けたら辛いでしょうね~。本因坊文裕に対して苦手意識が生まれかねません。第4局目、何とか一矢報いてほしいものです。
第2局目
対局日 : 6月13日(土)・14日(日)
対局場 : 日本棋院東京本部
持ち時間: 8時間
白番 : 芝野虎丸(名人)
黒番 : 本因坊文裕
対局結果: 黒番、本因坊文裕の中押し勝ち
本因坊戦第2局目も本因坊文裕が勝利し、これで本因坊文裕の2戦2勝となりました。
囲碁AIはほとんど『50以上』の評価になっていますので、ずっと黒が優勢だったってことになります。
う~ん、芝野名人どうしたんでしょうね~。第1局目も、第2局目もいいところが無いように感じます。コロナが悪い方向に影響したのかな? 対して本因坊文裕は名人戦のリーグ戦で5連勝しており挑戦権を獲得する可能性が高まっています。
なお、第2局目の対局場はコロナの影響で北九州市から『日本棋院東京本部』に変更となっていました。日本棋院の『幽玄の間』でも発表されていましたが、三大タイトル戦が日本棋院で行われるのは45年ぶりだそうです。
第1局目
対局日 : 6月2日(火)・3日(水)
対局場 : 山梨県甲府市「常磐ホテル」
持ち時間: 8時間
白番 : 本因坊文裕
黒番 : 芝野虎丸(名人)
対局結果: 白番、本因坊文裕の中押し勝ち
コロナの影響で延期になっていた本因坊戦がやっと始まりました。第一局目は本因坊文裕が勝利です。コミを含めて15~20目ほど白が良いみたいですね~。
画像のグラフは『50』より上に行っていれば黒が良く、下に行っていれば白が良いってことです。70手目くらいからほとんど下に行ってます。白の本因坊文裕が中盤以降はずっと優勢だったってことです。
芝野名人、左下を簡単に取られてしまいましたし、調子が悪かったのでしょうかね~。
次の第2局目は6月13日(土)。場所は福岡の北九州市。・・・・・北九州市? 最近コロナのクラスターで話題になっている場所です。う~ん・・・・・大丈夫でしょうかね~・・・・・。
本因坊戦の日程、賞金など
第1局 | 6月2日(火) ・3日(水) |
山梨県甲府市 「常磐ホテル」 |
---|---|---|
第2局 | 6月13日(土) ・14日(日) |
日本棋院東京本部 |
第3局 | 6月22日(月) ・23日(火) |
兵庫県宝塚市 「宝塚ホテル」 |
第4局 | 6月30日(火) 7月1日(水) |
静岡県河津町 「今井荘」 |
第5局 | 7月8日(水) ・9日(木) |
三重県鳥羽市 「戸田家」 |
第6局 | 7月13日(月) ・14日(火) |
福岡県北九州市 「小倉城庭園書院」 or 日本棋院東京本部 |
第7局 | 7月21日(火) ・22日(水) |
日本棋院東京本部 |
主催 : 毎日新聞
賞金 : 2800万円
挑戦手合い: 7番勝負
持ち時間 : 8時間、秒読み10分
創設年 : 1939年
※5月18日時点では第6局目と第7局目の日程が発表されていません。おそらく、日本棋院で行う予定だと思うのですが、まだ東京は非常事態宣言の解除がなされていないため『未定』になっているものと思われます。
※6月1日に東京の非常事態宣言が解除され、第6局、第7局の日程が発表されました。
※福岡の北九州市で感染者数が拡大していたため、第2局目の『北九州でのタイトル戦』は『日本棋院東京本部』へと変更になりました。6月12日時点では北九州市での感染者数は落ち着いてきています。北九州市でのタイトル戦は第6局目に回されていますが、まだハッキリとは決まっていないようです。
本因坊戦『リーグ戦』
棋士 | 10 月 |
11 月 |
12 月 |
1 月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
成績 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
河野 九段 |
✕ 許 |
✕ 芝野 |
〇 志田 |
✕ 羽根 |
〇 山下 |
〇 横塚 |
✕ 一力 |
3-4 陥落 |
芝野 名人 |
〇 一力 |
〇 河野 |
✕ 羽根 |
〇 許 |
〇 志田 |
〇 山下 |
〇 横塚 |
6-1 挑戦権 |
羽根 碁聖 |
〇 横塚 |
✕ 一力 |
〇 芝野 |
〇 河野 |
✕ 許 |
✕ 志田 |
〇 山下 |
4-3 4位 |
山下 九段 |
✕ 志田 |
✕ 許 |
✕ 一力 |
✕ 横塚 |
✕ 河野 |
✕ 芝野 |
✕ 羽根 |
0-7 陥落 |
志田 八段 |
〇 山下 |
〇 横塚 |
✕ 河野 |
✕ 一力 |
✕ 芝野 |
〇 羽根 |
✕ 許 |
3-4 陥落 |
一力 八段 |
✕ 芝野 |
〇 羽根 |
〇 山下 |
〇 志田 |
〇 横塚 |
✕ 許 |
〇 河野 |
5-2 3位 |
許 八段 |
〇 河野 |
〇 山下 |
〇 横塚 |
✕ 芝野 |
〇 羽根 |
〇 一力 |
〇 志田 |
6-1 2位 |
横塚 七段 |
✕ 羽根 |
✕ 志田 |
✕ 許 |
〇 山下 |
✕ 一力 |
✕ 河野 |
✕ 芝野 |
1-6 陥落 |
◆挑戦権は芝野名人
『芝野名人VS許八段』によるプレーオフは芝野名人が勝利し挑戦権を獲得しました。
◆4月の結果
『芝野名人』と『許八段』が6勝1敗で並びプレーオフです。果たしてどちらが挑戦権を獲得するか!? プレーオフは4月6日(月)に行われます。
なお、『河野九段』『羽根碁聖』『山下九段』『横塚七段』の4人はリーグ陥落です。
◆3月の結果
『5勝1敗』の『芝野名人』と『許八段』の2人に絞られましたね。次の対局相手のことを考えると、若干芝野名人の方が有利かなという気がします。
もし2人とも勝てばプレーオフです。ま~プレーオフの可能性の方が高いように思えますね。
◆2月の結果
『4勝1敗』は『芝野名人』『一力八段』『許八段』の3人。
次回は『一力八段VS許八段』の対局。これでどちらかが脱落です。芝野名人の相手は絶不調の山下九段です。
◆1月の結果
『3勝1敗』が4人と並びました。残り3戦、わからなくなってきましたね~。この中で『芝野名人』だけがライバルの3人との対局を終わらせています。その点、若干有利かなという気がしますね。
◆12月の結果
全勝は『許八段』だけとなりました。とは言え2勝1敗が『芝野名人』『羽根碁聖』『志田八段』『一力八段』と4人もいます。全敗の山下九段と横塚七段は脱落でしょうね~。
次回は『許八段VS芝野名人』です。注目ですね~。
◆11月の結果
2連勝と2連敗に別れてしまいました。7局しかありませんし、この4人に絞られましたね。12月は全勝同士の『芝野名人VS羽根碁聖』となります。ある意味、頂上決戦です。個人的には芝野名人か許八段のどちらかが挑戦権を獲得しそうな気がします。
◆10月の結果
芝野名人、強いですね~。この2ヶ月間での芝野名人の成績は『15勝1敗』ですよ。外国勢に絞れば『3勝1敗』です。つまり、日本人相手に11連勝中ってことです。これは芝野名人の時代が来るかもしれませんね~。
◆始まる前
注目は史上最年少で七大タイトルを獲得した芝野名人ですかね~。一力八段は井山四冠が最強だった時代に挑戦してしまってはじき返されてしまいましたからね~。今なら十分チャンスはありますよ。
横塚七段はプロ4年程度でリーグ戦に上がってきました。今後期待できる棋士だと思います。
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