野狐囲碁の3段で対局している際に死活っぽいものが登場しましたのでご紹介いたします。なお、上の画像が正解図です。以下、解説いたしますのでご一読くださいませ。

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野狐囲碁3段でもなかなかわからない死活

とある対局の一場面。白は壊滅的な状況であり投了してしまいました。致命的なのが右上の白石が全て死んでしまったことです。

なぜ死んでいると言えるのかと言いますと・・・・・

城が2つ目の眼をつくろうとしてもこのように打たれて2眼目を作ることができないんですね。

しかし・・・・・『右図』の方を見ると『あれっ?』と気づく人も多いと思います。

そうです。『白3』に打たれてしまうと黒には手がありません。『黒4』と打っても『白5』で黒石が全て取られてしまうんですね。

ですから黒は『黒2』に打つことはできないんです。

つまり、正解図はこのようになります。パッと見では白は死んでいるように見えましたが、実は生きていたんですね~。

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実戦正解率は30%くらいだと思う

結局、この『白1』の一手が見えるかどうかということです。ある程度、囲碁がわかる人は『考えるまでもなく白は死んでいる』って判断してしまうんですよね。しかし、よく考えてみたら『白1』で生きているんです。これは野狐囲碁3段レベルではなかなか気が付きません。

『詰碁問題です』『死活問題です』と言われれば答えを考えるのでわかると思います。しかし、実戦はなかなかそうはいきません。直感的に『死んでいる』と判断して『考えない』んですね。これが実戦の難しさです。

実際、この状況で対局相手は『白は死んでいる』と判断して投了してしまいました。私も対局中は気が付かなかったんですよ。『白は死んでるな』と普通に思ってました。検討としていて棋譜を見直している時に気が付いたんですね。

私の経験上、この形で『生きている』と気づくことができるのは野狐囲碁3段レベルなら3割くらいだと思います。7割の人は気づかずに『死んでいる』と判断すると思いますよ。実戦とはそういうものです。

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