【陣地の数え方】/50級 陣地 /49級 コミ6目半 /48級 死に石 /47級 アゲハマ /46級 ダメ /45級 まとめ 【生きる方法】/44級 着手禁止点 /43級 2つの死 /42級 二眼生き /41 まとめ /40 囲碁用語【石の死】/39級 石を殺す /40級 盤上の死 /39級 欠け眼 /38級 まとめ /37級 5路対局【殺す技】/36級シチョウ/35級ゲタ/34級ウッテガエシ/33級追い落とし/32級セキ/31級三目中手/30級四目中手/29級五目中手/28級六目中手【定石】【布石】
皆さんこんにちは、ジュンコです。
今回は、囲碁の世界で「生きている状況」にするにはどうすれば良いか、について説明していきます。結論を言いますと「二眼」つくれば生きていることになります。
白は「眼」という「空間」が2つ存在します。このように「二眼」あれば生きているということになります。逆に言うなら、二眼無い石は全て死んでいます。
囲んでいる黒も「二眼」作っていないだけで「いつでも二眼作れる状況」にあります。だから二眼作るまでもなく「生きている」ということになります。
ある意味、これが囲碁において最も重要なルールになります。
黒にとっては白の中が「着手禁止点」になっているのはわかるでしょうか? 「着手禁止点」がわからない場合は戻って確認してくださいね。
基本的に着手禁止点に打ってはいけないのですが、例外として「相手を殺せる場合は着手禁止点に打っても良い」ということになっています。
何故かと言いますと「殺す前は着手禁止点」でも、「殺した後は着手禁止点でなくなっているから」です。
このように「一眼」では殺されてしまいます。「二眼」あれば「着手禁止点が2つ」なので絶対に殺されることはありません。ですから、生きるために二眼作らなければいけない、ということになります。
実戦の「二眼」は?
実戦では綺麗な「二眼」にはなっていません。
「青丸」で囲んだ黒は「二眼作れる」という判断で生きていることになります。
対して「赤丸」の黒は「二眼作ることができない」ため死んでいるという評価になります。
このように、実戦で打っていくには「二眼あるか否か」を判断できる能力が必要になってきます。