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囲碁は日本国内だけでなく中国、韓国、台湾やアメリカ、ヨーロッパでも打たれています。近年では中国、韓国の方が囲碁は強く、2018年時点では中国のカケツが世界ランキング1位で最強になっています。
この記事では日本人プロ棋士が世界一位になることを願って『日本人の世界ランキング』の状況を毎月紹介していきたいと思います。
目次
12月の世界ランキング
王座戦を何とか防衛した井山の順位は24位。トップ10に戻ってくるのはしばらく先になりそうですね。2018年は井山にとって試練の年となってしまいました。来年に期待しましょう。
◆日本人トップ6
◆世界24位 井山裕太 3478
◆世界42位 一力遼 3436
◆世界57位 許家元 3398
◆世界60位 山下圭吾 3396
◆世界65位 芝野虎丸 3387
◆世界73位 河野臨 3368
11月の世界ランキング
井山、さらに順位を落として26位です。タイトル戦ボロボロですからね。さすがに対局日が密集していて疲れたのか、それともスランプにでも陥ってしまったのか。心配です。
◆日本人トップ6
◆世界26位 井山裕太 3469
◆世界44位 一力遼 3426
◆世界58位 許家元 3397
◆世界61位 芝野虎丸 3393
◆世界65位 山下圭吾 3382
◆世界69位 河野臨 3374
井山と一力のポイントがやけに近づきましたね~。45ポイントしかありませんよ。いまだかつてないほどに井山が落ちてきました。
10月の世界ランキング
井山が17位3501Pに落ちています。ま~ポイント差が少ないですしこれは仕方がないかな~とは思います。それよりも驚いたのは『3位パクジョンファン』と『4位カケツ』です。先月は気が付きませんでしたが、カケツは先月に4位に落ちてますね。これは2人が落ちたのではなく、1位2位がポイントを上げてきたってことのようです。
1位の中国「芈昱廷」が22歳で、2位の『Shin Jinseo』が18歳。読み方がいまいちよくわかりませんが、ま~いいです。中国、韓国は若手がしっかりと成長しているようでうらやましい限りです。
◆日本人トップ6
◆世界17位 井山裕太 3501
◆世界46位 一力遼 3422
◆世界62位 芝野虎丸 3392
◆世界65位 河野臨 3384
◆世界70位 山下圭吾 3375
◆世界71位 許家元 3374
一力は『おかげ国際』という国際戦で海外勢に3勝1敗という好成績を残したのが順位上昇につながったようです。しかし、許碁聖は一気に順位を落としましたね。8月3日に井山から碁聖のタイトルを奪ってから、10戦2勝8敗ですよ。井山戦で燃え尽きたのかなと思えるほどに不調です。
9月の世界ランキング
先月の14位から一つ上がって13位です。名人戦は張栩9段に2戦2勝しているので順位が上がっているんでしょうね。こうしてみますと9位までの差が『19ポイント』なのでトップ10に戻るのは時間の問題かもしれませんね。
◆日本人トップ6
◆世界13位 井山裕太 3520
◆世界53位 許家元 3407
◆世界58位 一力遼 3394
◆世界63位 芝野虎丸 3389
◆世界63位 山下圭吾 3389
◆世界72位 河野臨 3365
碁聖のタイトルを取った許ですが、可能性があった天元、王座、棋聖の3つの挑戦権全てから脱落してしまいました。若干失速気味です。1年前、3つのタイトル戦でに井山にこってんぱんにされた一力が息を吹き返してきたかな?
8月の世界ランキング
井山、大幅に順位ダウンです。私がこういった記録を残すようになって井山がトップ10から落ちたのは初めてですよ。碁聖戦で3連敗したのが大きく響いているようですね。苦しい状況です。
◆日本人トップ6
◆世界14位 井山裕太 3506
◆世界45位 許家元 3422
◆世界60位 一力遼 3387
◆世界63位 芝野虎丸 3378
◆世界70位 余正麒 3368
◆世界74位 河野臨 3361
井山を筆頭に、許、一力、芝野、余が続いています。
7月の世界ランキング
碁聖戦で2連敗中の井山は順位を8位に落としました。余は40位前後ですから仕方がありませんね。何にしても1位から100ポイント以上離されているってのが気になります。
◆日本人トップ6
◆世界 8位 井山裕太 3547
◆世界45位 許家元 3430
◆世界65位 芝野虎丸 3373
◆世界66位 一力遼 3367
◆世界68位 山下敬吾 3366
◆世界69位 余正麒 3365
許七段、頭一つ抜け出しました。井山に2連勝はとても大きかったようです。しばらくは許が台風の目になりそうです。
6月の世界ランキング
井山、LG杯は一回戦で敗退になっています。前回は決勝まで進み、惜しくも1勝2敗で準優勝に終わってしまいましたので今回期待していたのですが、残念です。
◆日本人トップ6
◆世界 7位 井山裕太 3563
◆世界55位 許家元 3398
◆世界66位 芝野虎丸 3373
◆世界70位 一力遼 3367
◆世界71位 余正麒 3366
◆世界77位 張栩 3354
名人戦リーグ戦で好成績を残している張栩九段が日本人6位に上がってきました。芝野が3位で、一力は4位に。井山を筆頭に『新四天王』が頑張りを見せています。
5月の世界ランキング
井山、7位と順位を下げてしまいました。ま~世界ランキング82位の山下九段に本因坊戦で負けてしまいましたからね。仕方ありませんね~。
◆日本人トップ6
◆世界 7位 井山裕太 3562
◆世界57位 許家元 3404
◆世界68位 一力遼 3370
◆世界69位 余正麒 3368
◆世界73位 芝野虎丸 3360
◆世界82位 山下敬吾 3345
4月の世界ランキング
3月に行われたワールド碁チャンピオンシップ2018でも韓国のパクジョンファンが優勝しました。パクジョンファン、不動の1位になりつつあります。
◆日本人トップ6
◆世界 4位 井山裕太 3578
◆世界62位 許家元 3384
◆世界71位 余正麒 3366
◆世界72位 一力遼 3364
◆世界78位 芝野虎丸 3354
◆世界80位 山下敬吾 3348
許と余の台湾勢2名、強いんですよね~。とうとう2位3位です。
日本人8位に志田達哉七段が上がってきました。最近、ちょこちょこと見かけるようになってきた名前です。
3月の世界ランキング
韓国のパクジョンファンが1位です。しばらくはパクジョンファンの時代になりそうな雰囲気ですね。ずっと中国カケツが1位だったので気にかけていませんでしたが、こうしてみると韓国勢は強いですね。上位に4人いますよ。
◆日本人トップ6
◆世界 5位 井山裕太 3568
◆世界61位 一力遼 3378
◆世界64位 余正麒 3373
◆世界68位 許家元 3368
◆世界73位 山下敬吾 3355
◆世界82位 芝野虎丸 3341
最近、一力が早稲田大学に通う学生だと言うことを知りました。なぜ大学に行っているのか!?(参考記事)勉強する時間を全て囲碁につぎ込めば井山7冠に匹敵する碁打ちになれるのではと思えるんですけどね~。
2月の世界ランキング
韓国のパクジョンファン、現在も世界ランキング1位です。『先月の1位は一時的なものかな?』くらいに考えていましたが、そうではないようです。しかも2位のカケツとの差を約50ポイントとしています。ダントツになってますね。
井山が準優勝だったLG杯の決勝の相手『謝爾豪』は、この時点ではランキング17位です。19歳と若いですから、今から上がってくる棋士なんでしょうね。
◆日本人トップ6
◆世界 4位 井山裕太 3570
◆世界60位 余正麒 3384
◆世界65位 一力遼 3377
◆世界69位 許家元 3368
◆世界77位 山下敬吾 3345
◆世界86位 芝野虎丸 3338
井山が不動の1位であるため、今後は『トップ5』ではなく『トップ6』にすることにします。
そして2位以下、とうとう50位台さえいなくなってしまいましたよ。井山以外のランキング低下が止まりません。正直、見ててつらい。
しかも、不動の2位だった一力が3位に。タイトル戦で井山にボロボロにされてますからね~・・・・・。そして、台湾勢の余が2位で、許が4位です。日本人棋士、もう少し頑張れませんかね? みててガッカリしますよ。何だか井山以外はやる気がないのかなと思えてきます。まぁ、芝野七段は頑張ってると思うけど。
1月の世界ランキング
ながらく最強の座に君臨してきた中国のカケツが2位になってますね。変わって1位になっているのは韓国のパクジョンファンです。しかも2位と30ポイントくらい引き離していますよ。珍しい光景です。
井山は安定の4位です。
◆日本人トップ5
◆世界 4位 井山裕太 3568
◆世界57位 一力遼 3384
◆世界63位 余正麒 3376
◆世界72位 許家元 3353
◆世界86位 山下敬吾 3335
日本人棋士、全体的にポイントを落としてますね~。50位以内が井山のみってのはかなり問題だと思います。
現在、日本国内は井山の独壇場ですから、それ以外の若手棋士には国際戦に積極的に出てもらって、経験を積んでいっていただきたいものです。
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囲碁の世界ランキングって誰が決めているんでしょうね。中国・韓国にはそれぞれの棋士団体が国内ランキングを発表しています。あれは公式なので信用できるんですが・・。日本の棋士はほとんど国内でしか対局していないでしょう? 世界戦というても出場権のある棋士は限られています。
私も詳しくは分からないのですが、この記事に載せているランキングはヨーロッパのどこかの国が管理しているようですよ。日本、中国、韓国など、各国のレーティングがあるのかもしれませんが、ここは『第三国のレーティング』を使うのが一番信頼性が高いかなという気がしています
一力のご説、全く同感です。ずっと前を行く中韓の棋士が碁漬けの努力をしているのに、弱い方が高校やましてや大学などで余計なことをやっていて「世界で」などと言えるはずがない。
大学に行っている一力がこれだけの結果を出しているのに
他の人たちは一体何をやっているのか、とも言えそうです。
プロ棋士になることがゴールで
指導碁や囲碁教室で十分食べていけるって人が多いのかもしれません。
日本棋院には、真剣に今後のことを考えていただきたいものです。