【2021年】話題の囲碁ニュースまとめ

5/6【仲邑菫】棋聖戦Cリーグ入りの最年少記録

◆棋聖戦Cリーグ入り12歳2ヶ月の最年少記録
（福岡航太朗二段の15歳4カ月の最年少記録を大きく塗り替える）
◆女性でCリーグ入りしたのは過去４人だけ、仲邑菫二段は５人目

仲邑菫二段がまたとんでもない偉業を達成してくれました。『Cリーグ』は最大５戦あって３敗したらその場で敗退という仕組みです。３勝できれば『Cリーグ残留』ですね。ですから、Cリーグでの目標は残留するための『３勝』ということになります。それ以上を求めるのは酷ってものでしょう。

ちょっと確認してみたのですが・・・・・女流さんによる『Cリーグ残留』は2019年『謝依旻六段（３勝２敗）』の１回のみでした。う～ん・・・・・どうやら、残留を期待するのも酷ってレベルの難易度みたいです（汗。

4/28【仲邑菫】公式戦ベスト４の最年少記録

◆12歳1カ月で女流棋戦ベスト４の最年少記録
◆藤沢里菜五段の15歳8か月の記録を更新
（記事）女流棋戦ベスト４最年少記録を更新
◆一力遼九段の新人王戦15歳0ヶ月の記録も更新
（記事）公式戦ベスト４としても最年少記録

『女流棋戦のベスト４』と『公式戦ベスト４』の両方の最年少記録を達成したってことみたいですね。いや～、ホント凄いです。今年に入ってからの仲邑菫ちゃんの成長は眼を見張るものがあります。

4/3【岩崎晴都】弱視の12歳、院生に

◆名前：岩崎晴都（いわざきはると）
◆右目はほぼ見えず、左目は0.01
◆視覚障害者が院生になるのは初
◆4月に東京本院のプロ候補生「院生」になる
◆2021年4月時点で中学一年生
◆師匠：信田成仁六段（棋士情報・メルマガ）
（記事）囲碁プロ棋士へ挑戦始まる

『視覚障害者用碁盤：アイゴ』というものがあるみたいですね。同製品かどうかは知りませんが岩崎晴都くんも同じようなものを使って対局しているようでした。

囲碁の女流の世界には生まれつきの難病を抱え車いす生活を送っている『加藤千笑二段』もいらっしゃいます。障害に負けず必死に囲碁に取り組む姿はとても素晴らしいと思います。

3/24【仲邑菫】「女流ティーンエージャー棋士トーナメント戦」で優勝

◆非公式戦の十代限定の大会で優勝
◆18歳以下が参加していた
◆賞金50万円を獲得
（日本棋院）仲邑菫優勝！
（記事）プロ入り初優勝、十代限定大会

18歳以下参加の非公式戦で仲邑菫ちゃんが優勝しました。18歳以下の世界では最強であるということを証明したことになるのではないでしょうか。

なお、19歳には『加藤千笑二段』と『上野愛咲美四段』がいます。この２人には分が悪いでしょうね。特に女流２位の上野さんレベルになるにはまだまだ時間がかかると思います。

3/15【仲邑菫】史上最年少二段達成、52年ぶり記録更新

◆12歳0カ月での二段は史上最年少記録
◆52年ぶりに記録更新
◆プロ入り２年0ヶ月で達成
（記事）52年ぶり快挙…最年少で二段昇段

仲邑菫ちゃんが史上最年少二段を達成いたしました。ま～菫ちゃんは『育成枠』でプロになっているのでその点を考えれば評価は難しいところ。

とは言え『二段になるペース』はかなり凄いです。現在女流トップの藤沢里菜さんは二段になるのに『3年6ヶ月』かかりました。対して仲邑菫ちゃんは『2年0ヶ月』で達成しています。まだ12歳なのにありえない強さと成長スピードなんですよね。

3/1【藤田怜央7歳】関西総本部の院生、トップ棋士にも勝った？

◆藤田怜央
◆大阪の小学１年生（2021年3月時点）
（記事）トップ棋士に勝った？
◆2020年6月に日本棋院関西総本部の院生（プロ候補生）になる
◆関西総本部の院生序列２位（2021年4月時点）
◆三村智保プロ談『2年前くらい前から噂に聞いている超天才のひとり（3/2）』

たった７歳で院生の関西総本部２位ってのが凄い。メチャクチャ将来有望じゃないですか。仲邑菫ちゃんをそうしたように『育成枠』でプロにしていいのではないかな～と思います。

あとがき

2021年に起こった注目の囲碁ニュースをまとめています。なにぶん、私自身がそんなに囲碁界に詳しいわけではありませんので詳しい方々から見れば色々と情報が抜け落ちている部分があるかもしれません。

もし『面白い囲碁ニュース』があって私が取り上げていないようでしたらコメントにて教えていただけますと助かります。よろしくお願いいたします。

そのうち2020年、2019年、2018年・・・・・と過去の囲碁ニュースもまとめていければな～と思っています。