囲碁ブログ『日々ネット』

ヒカルの碁で見るプロ棋士に合格する方法!小学生、中学生が目指すには?

囲碁のプロ棋士になるには、囲碁を強くならなければいけません。では、プロ棋士になれるほどに強くなるにはどのようにすればいいのか? 今回はその方法を『ヒカルの碁のキャラクター』を元に考察してみようと思います。

今回、考察対象とするキャラクターは、実際にプロ試験に合格している『進藤ヒカル』『桃矢アキラ』『和谷義高』『越智康介』の4人といたします。

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目次

『進藤ヒカル』がプロ棋士になれた理由

まず一人目は主人公の『進藤ヒカル』。ヒカルがプロ棋士になれた理由は一体何か?

◆『サイ』が専属で指導してくれた
◆院生に行っていた

ヒカルがプロ棋士になれた最大の要因は何かと言ったら、やはり『サイ』の存在っだと思います。サイの実力はストーリー上最強クラスとなります。そんな優秀な指導者が専属で常に一緒にいて指導してくれたわけです。まさに、囲碁を学ぶ上でこれ以上ない最高の環境であったと言えるのではないでしょうか。

『桃矢アキラ』がプロ棋士になれた理由

次に、ヒカルの最大のライバルである『桃矢アキラ』がプロ棋士になれた理由は一体何かを考えてみようと思います。

◆父親が日本トップのプロ棋士で指導を受けられる
◆プロ棋士の勉強会にも参加できる
◆父親経営の碁会所も使いたい放題
◆家が金持ち

桃矢アキラの周りにもトップクラスのプロ棋士が多数存在します。周りにいる人たちが皆強く、レベルの高い話も聞くことができるでしょうから、良い刺激になっていたことでしょう。

父親経営の碁会所でも勉強できるし、自宅でも勉強できますので、気分転換もできるのではないでしょうか。

『和谷義高』がプロ棋士になれた理由

そして、ヒカルの兄貴分でもあり良い競争相手でもあった『和谷義高』はどうか?

◆プロ棋士の師匠がいる
◆師匠たちの勉強会に参加

和谷にはプロ棋士の師匠がいます。そして、その師匠には和谷も含めて数人の弟子がいるようです。やはり、『師匠に指導してもらえる』というのはかなり大きいと言えそうです。

『越智康介』がプロ棋士になれた理由

そして最後は『越智康介』。院生編では事実上の最強の敵でもありました。

◆家が超金持ち
◆金でプロの指導を受けていた

具体的な話はありませんでしたが、越智の家は超金持ちであったため、金を使って好きなだけプロ棋士から直接指導を受けていただろうと考えられます。また、囲碁を学ぶための教材も好きなだけそろえていたでしょう。もしかしたら、人もうらやむような凄い囲碁関連の本とかも手元に置いているかもしれませんね。

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囲碁のプロ棋士になるにはどうすればいいか?

ヒカルの碁の内容を参考にしますと『プロ棋士になるための条件』は2つあると思います。

①プロ棋士の指導者を持つ

4人共通することですが、独学でプロ棋士になった者は一人もいません。全て『プロ棋士の指導者』の元で囲碁を学びプロを目指しています。

もしかしたら過去において独学だけでプロ棋士になった者もいるかもしれませんが『ヒカルの碁』の世界では全員がプロ棋士の指導者を受けていたことから、独学だけではプロになるのは極めて困難であると考えられます。

現実的に考えるなら『プロ棋士の指導者を持たなければプロになるのは難しい』ということなのでしょう。

現在は『囲碁AI』で勉強するという手法もあると思います。実際のところ、囲碁AIはもうすでに人間のプロ棋士を超えるくらいのレベルになっており、プロ棋士さえも『囲碁AI』を参考にしていると聞きますからね。

ですから、今後は『囲碁AI』で勉強してプロ棋士になるような人物も出てくるかもしれませんね。

②東京在住

これ、結構大きなポイントだと思います。小学生が『院生になりたい』と思っても、近場になければ通うことはできませんからね。

また、プロ試験を受けるには東京に行かなければいけませんし、東京に一ヶ月も、二ヶ月も滞在して対局を続けなければいけません。小学生や中学生にとって、これは現実的な話ではありません。も~、東京に住んでいない限り囲碁のプロ棋士になるのは不可能なのではと思えるほどです。

以上、『プロ棋士の指導者を持つ』ことと『東京在住』であることの2点が重要になってくると思います。

あとがき

例えば、小学生や中学生が囲碁のプロ棋士を目指すとします。

◆プロの指導者がほしい、どうすれば?

◆院生に入りたい、どうすれば?

◆プロ試験をうけたい、どうすれば?

◆東京ではない遠方に住んでいる、どうすれば?

こういった問題に直面します。一体どうすればいいのか? 仮にプロ棋士になれるだけの強さを持っていたとしても、これらは小学生や中学生が解決できる問題ではありません。『親が金持ち』で『理解がある』のであればどうにかすることはできるとしても、ほとんどの子供たちにとってはどうすることもできない問題です。プロを諦めるしかありません。

つまり『実力はあるのにプロ棋士になれない』という問題が多数発生しているのではないでしょうかね~。

こういったことを解決し、才能のある子どもたちに囲碁を学ぶための環境を与えてあげるのが『日本棋院の役割』ではないでしょうか。

中国は確か優秀な子供を一ヶ所に集めて学ばせてあげているという話を聞きます。日本棋院は・・・・・そういったことをやっているという話を聞いたことがありません。その点、どうにかならないものなのかな~と常々思っています。

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