皆さんこんにちは、ムスイの囲碁初心者講座です。
今回は『死んでいる石』とはどういう状況なのかを勉強していこうと思います。囲碁を理解するうえで最も重要なルールですので、しっかりと理解して行って下さいね。
目次
『眼が1つ』だと死んでいる
まずはこの画像を見てください。
黒が白に囲まれてしまっています。
黒には『眼』と呼ばれる空間が1つありますね。
この状況では、『黒は死んでいる』ことになります。なぜかと言いますと・・・・・・・
このように、真ん中に打ち込むと全て取られてしまうからです。
そのため、『眼が1つだと死んでいる』ということになります。
『眼が1つ』(パート2)
では、別バージョンも見てみましょうか。
こういう状況はどうなるのか?
この黒を殺すには・・・・・・・
白はこのように4ヶ所打たなければいけません。
しかし、実戦ではこんなことはしません。何故かというと、黒は眼が1つしかないため『打つまでもなく死んでいることは決定事項である』からです。
つまり、白は何もせずとも良く、黒はこの状況で死んでいるってことですね。