囲碁界初の国民栄誉賞の授賞式(2月13日(火))に花を添えるため、ぜひとも優勝をと期待していましたが・・・・・残念ながら敗北。井山九段はLG杯準優勝となりました。

目次

LG杯

棋士 準々決勝 準決勝 決勝
井山裕太九段
(日本)
井山 井山 謝爾豪
(2勝1敗)
楊鼎新六段
(中国)
柯潔九段
(中国)
柯潔
申眞諝八段
(韓国)
江維傑九段
(中国)
江維傑 謝爾豪
李元栄七段
(韓国)
謝爾豪五段
(中国)
謝爾豪
崔哲瀚九段
(韓国)

決勝3局目

対局日:2月8日(木)

白番: 謝 爾豪(五段)
黒番: 井山裕太(九段)

対局結果: 謝五段(白)の中押し勝ち

謝五段の2勝1敗でLG杯優勝となりました。井山7冠は準優勝です。後一歩だっただけに、残念でなりません。

国内では敵無しの井山7冠ではありますが、やはり中国、韓国には強い棋士が沢山いるようです。これからも井山7冠には国際戦にどんどん出場してもらって、優勝を果たしていただきたいものです。

決勝2局目

一敗してしまい後がない井山九段。

対局日:2月7日(水)

白番: 井山裕太(九段)
黒番: 謝 爾豪(五段)

対局結果: 井山九段(白)の半目勝ち

井山九段が負けているので話と思われていた対局でしたが、ジリジリと追いつき、最終的には半目差で勝利しました。これで1勝1敗の五分。最終戦にもつれ込みました。

決勝1局目

決勝戦は先に2勝した方が勝ちとなる三番勝負。相手は中国の若手棋士『謝爾豪』。

対局日:2月5日(月)

白番: 謝 爾豪(五段)
黒番: 井山裕太(九段)

対局結果: 謝五段(白)の中押し勝ち

井山九段の勝利かと思われた対局でしたが、終盤、一気に逆転され井山九段の投了。中国勢の勝負強さを見せつけられる一局となってしまいました。

準決勝

準決勝での井山九段の対局相手は、中国ランキング1位であり、世界ランキングでも1位の柯潔(カケツ)九段でした。井山九段は見事その対局を制し、決勝進出です!

白番: 柯  潔(九段)
黒番: 井山裕太(九段)

対局結果: 井山九段(黒)の中押し勝ち

準々決勝

日本人1人、中国人4人、韓国人3人でしたが、勝ち上がったのは『日本人1人、中国人3人』の4人です。韓国人はここで全て消えてしまいました。LG杯は韓国が主催となって開催している大会なだけに、韓国人にとっては残念な状況です。

白番: 井山裕太(九段)
黒番: 楊鼎 新(六段)

対局結果: 井山九段(白)の中押し勝ち