【囲碁】アマチュア全国クラスとプロ棋士を比較!ランキングではどれくらい?

アマチュアのトップクラス』って『プロ棋士』相手にどこまで通用するんでしょうね? そういう疑問が生じ、調べてみることにしました。

囲碁の七大タイトル戦の一つである『棋聖戦』では、何とアマチュアの方も参加することができます。果たしてアマチュアの方々はプロ棋士を相手にどういった成績を残しているのか? まとめてみました。

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アマチュアも参加できる『棋聖戦』

囲碁の七大タイトルである『棋聖戦』と言ったら優勝賞金額4500万円となる囲碁界最高峰のタイトル戦となります。それにアマチュアの方が参加できるってのは驚きですよね~。2014年12月に日本棋院から詳細の説明がなされています。

◆棋聖戦挑戦者決定システムが一新
https://www.nihonkiin.or.jp/match_news/match_info/40_4.html

何でも『ネット棋聖戦の成績優秀者4人が棋聖戦に出場』とのことです。

ネット棋聖戦に関しては以下の記事にて紹介されていますので、興味がありましたらご確認ください。

◆ネット棋聖戦
http://kisei.yomiuri.co.jp/netkisei/6th/

『棋聖戦』のアマチュア成績まとめ

日本棋院の『棋聖戦』の成績をもとに、アマチュアのみの成績をまとめてみました。

※説明1・・・『左』がアマチュアで、『右』がプロです。

※説明2・・・今回のデータはアマチュアが棋聖戦に参加できるようになった『棋聖戦第40期~45期』の情報をもとにしております。

※説明3・・・プロ棋士の右側に書かれてある『R●●位』は強さを表すランキング順位のことです。『棋士ランキング』は2019年10月のものを活用いたしました。古い棋戦ほどズレが生じますが、あくまで『参考値』と言うことでお願いいたします。

※説明4・・・『プロ棋士が勝った場合は青色』でランキングを表示し、『プロ棋士が負けた場合は赤色』で表示しています。注目していただきたいのはアマチュアがプロ棋士に勝利した赤色の方です。

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◆2018年11月

村上深アマ  (負)VS(勝)光永淳造六段:R198位

栗田佳樹アマ (負)VS(勝)小山空也四段:R45位

杉田俊太朗アマ(勝)VS(負)吉川一三段 :R208位
杉田俊太朗アマ(勝)VS(負)川田晃平六段:R247位
杉田俊太朗アマ(勝)VS(負)大川拓也初段:R238位
杉田俊太朗アマ(負)VS(勝)中野寛也九段:R54位

諸留康博アマ (負)VS(勝)久保田大四段:R314位

◆2017年11月

井場悠史アマ (負)VS(勝)木部夏生二段:R312位

石田太郎アマ (負)VS(勝)大森泰志八段:R176位

西川貴敏アマ (勝)VS(負)田中康湧初段:R138位
西川貴敏アマ (負)VS(勝)阿部良希二段:R148位

趙錫彬アマ  (負)VS(勝)原正和二段 :R119位

◆2016年11月

井場悠史アマ (負)VS(勝)姚智騰三段 :R31位

西川貴敏アマ (勝)VS(負)小野綾子初段:R370位
西川貴敏アマ (負)VS(勝)片山安雄八段:R290位

趙錫彬アマ  (負)VS(勝)山﨑吉廣九段:R328位

佐々木悠介アマ(負)VS(勝)古谷裕八段 :R82位

◆2015年11月

谷口洋平アマ (勝)VS(負)長原芳明七段:R379位
谷口洋平アマ (負)VS(勝)竹内康祐三段:R113位

諸留康博アマ (勝)VS(負)田中智恵子四段:R438位
諸留康博アマ (負)VS(勝)三根康弘三段:R260位

趙錫彬アマ  (負)VS(勝)片山安雄八段:R290位

西岡正織アマ (勝)VS(負)新谷洋祐初段:R266位
西岡正織アマ (負)VS(勝)吉岡薫八段 :R350位

◆2014年11月

伊瀬英介アマ (勝)VS(負)松原大成六段:R263位
伊瀬英介アマ (負)VS(勝)大野伸行七段:2018年引退

井場悠史アマ (勝)VS(負)玉城忍六段 :R332位
井場悠史アマ (負)VS(勝)黒瀧正憲七段:R159位

西川貴敏アマ (勝)VS(負)丸山豊治五段:R429位
西川貴敏アマ (負)VS(勝)鶴田和志二段:R62位

趙錫彬アマ  (勝)VS(負)武田祥典二段:R394位
趙錫彬アマ  (負)VS(勝)八幡幸一六段:2018年死去

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こうしてみてみると、アマチュアが勝利した相手の中で最も強いプロ棋士はランキング138位の田中康湧初段と言うことになります。しかし、田中初段はこの当時、まだプロになったばかりであったためランキングとしての信頼は低いようにも感じますね。

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アマチュアトップクラスの実力は?

2019年10月時点で、アマチュアが棋聖戦に参加した回数は5回。1回あたり4人のアマチュアが参加しましたので、5年間で累計『20人』のアマチュアが棋聖戦に挑戦したことになります。

この20人の成績はと言いますと・・・・・12勝20敗です。もう少し具体的に言うと『1回戦を勝利したのは10人』『1回戦で敗退したのも10人』と言うことになってきます。

つまり、アマチュアトップレベルは『プロの下位レベルのトーナメントで1回戦を勝利する確率は50%』ということです。やはりアマチュアではなかなかプロには通用しないみたいですね。

そして、アマチュアが勝利したプロ棋士のランキングをまとめてみますと・・・・・

・R138
・R208
・R238
・R247
・R263
・R266
・R332
・R370
・R379
・R394
・R429
・R438

このようになります。『運よく勝てた』と言うことも考慮しますと・・・・・アマチュアトップクラスの実力はプロ棋士の『ランキング250位程度』であると考えられるのではないでしょうかね~。

個人的にはこれでも高く評価しすぎではないかなと思ってます。何しろ、アマチュアトップクラスはプロの下位が集まる予選で1回戦突破できるのは50%ですから。プロの下位であったとしても、やはりアマチュアよりはだいぶ強いんだろうなって気がしますね~。

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この記事を書いた人

『碁石愛護委員会』会長ムスイの葛藤。『碁石を守ってあげたい』という想いと、『碁石を殺してしまいたい』という想い。矛盾するこのジレンマに対していまだに答えを見いだせていない。とりあえず、碁石たちの悲しみの根源である『日本棋院』に対して厳しく追及していく構えである。

コメント

コメント一覧 (9件)

  •  杉田君の3連勝は立派ですね。滋賀県囲碁番付2019年版ではなぜか5位ですが、前年は1位でした。
     杉田君の2戦目川田プロは中部では、入段予選で井山に勝ち井山の入段を1年遅らせた、として知る人ぞ知るプロでしたが、伸び悩みました…。
     杉田君、立命館大4年だと思いますが、卒業後も囲碁に打ち込めるかな。

  •  日本棋院が持っている自前の建物は東京本院と中部総本部の二つです。いま中部総本部では立て替えの話が出て来ました。これって身の丈に合っていますかね。
     今のビルが出来た時もなぜかお金が集まった。当時本院のプロが「そちら(名古屋)でレッスンの仕事はないですかね」と聞いてきたことがあった。
     上に載っている趙アマは名古屋で道場をもっており弟子からはプロが3人生まれた。

  • 囲碁に専念できるプロと違って、アマチュアは働きながらってことになってきますからね。考えてみるとアマチュアは大変です。『アマチュアの大会で優勝したらプロになれる』とかあっても良さそうですね。

  • そういえば、韓国系の方が運営している碁会所?で何人もプロ棋士になっているところがあるって聞いたことが有りますが、そこでしょうかね~? さすが韓国系の方々は囲碁が強いのでしょう。仲邑菫ちゃんも韓国に行って強くなっていますからね。

  •  その有名な道場は阿佐ヶ谷にある 洪(ほん)道場 です。一力、藤沢女流名人、芝野名人などが出て、プロ志望者に人気の道場です。

  • こうやってみると、やっぱり(と言っていいのかわからないですが)プロが負けたのは関西の棋士が多いですね。菫ちゃんが勝ち星を順調に重ねられているのも、関西だからなのかなとふと思いました。

  •  洪さんは、韓国棋院の元院生で世界アマ戦に参加、来日後、アマ本因坊、アマ名人などを得た後プロ(関西棋院)に、NHK杯にも出ました。

  • なんと、プロの方でしたか~。
    囲碁を盛り上げて下さっている方なので
    私も調べて宣伝しとかないといけませんね~。

  • ま~、日本棋院が色々と配慮して、勝てそうな人をあてているのでわって気もしますね~。

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