順調に勝ち進み、『リーラ棋力3段』になりました。
前もって言いますと、私は基本的に『囲碁3段』という言葉は信用していません。『囲碁3段ってどこの3段ですか?』と思うからです。私が信用しているのは『東洋囲碁3段』などのネット囲碁の棋力のみです。碁会所の棋力や、日本棋院の免状なども使用していません。
今回、私は『リーラ棋力』というものを勝手に命名してみました。ま~、そのままの意味で『リーラを相手にした場合の棋力』ということですね。
今後、このシリーズでは『リーラ棋力』の向上を目指して頑張ってみようと思います。
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目次
リーラ棋力3段の対局(結果:勝利)
リーラには珍しい見損じのような結果となりました。なかなかのレアパターンだと思います。
対局: 4子置き
白番: Leela(KGS8段)
黒番: ムスイ(東洋囲碁3段)
対局結果: 272手での黒の中押し勝ち
大雑把な差は?
黒の『中押し勝ち』となりましたが、最後まで打てば結構な僅差でした。『4目半程度の差』になると思います。4子置きでここまで差をつめてくるわけですから、さすがですね~。
ただ、今回の対局で驚いたのは『僅差まで差をつめられてしまっていた』というところでしょうか。
実際、私は自分の思い通りに打てた会心の対局だったと思っています。心の中では圧勝だったんですよ。ところが、実際の差は『僅差』だったわけです。置石4つもあったにもかかわらず、気持ちよく対局できたにもかかわらず、僅差まで詰め寄られていました。それがショックだったというか、ビックリしたというか。
囲碁の奥深さを見せつけられたような気がします。
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リーラのプログラムの弱点?

ここから追い落としとなりました。特徴としては『コウ』が含まれていたところでしょうか。
リーラはコウが含まれると判断が鈍るのかもしれませんね。これはアルファ碁なども『コウが弱点』と言われてきましたので、ある意味、AIの弱点がコウであるということで当たっているのかな~って気がします。
私の得意技?が潰された
私は結構、囲碁の勉強をやらないタイプです。自慢ではありませんが我流で適当に打ってきました(笑)。そのため、感覚的に経験的に自分でいいかな~って思えるような手を打っているにすぎません。
解説の中で説明した通り・・・

この打ち方は我流です。誰かの真似をしたわけでもなく、自分で思い付きで打ち始めました。
実際の所、東洋囲碁の2段、3段ではそれなりに通用する打ち方なんですよね~。そのため、長年愛用してきた打ち方でもあります。
しかし・・・、今回その打ち方をリーラにさばかれてしまいました。

下で渡られるような手があったとは・・・・・。さすがリーラです。
今後使う時は、こういった流れもあるという事を想定しなければいけませんね~。
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コメント
コメント一覧 (4件)
なかなか面白い碁でした。事件がなければ黒4目勝ちくらいだったのですか?
どこで黒がヨセられたのか。検討できたらいいですね。
天頂7のレーティング対局して、後から着手の評価値を見て、自分の評価値が下がっている場合、AIが私の打った手を悪手と判断しているとわかります。その局面から黒・白両方を天頂の九段に打ち継いでもらって、九段の読み筋を見て検討できます。
あ~、その対局記事は誤りです。実はLeelaの最弱設定で打っていたのを『最強の8段』だと勘違いして浮かれて記事にしたものなんですよ。書き直さなければと思っていたのですが、すっかりと忘れてましたよ。後日、訂正いたします。
以前、leelaの最弱がどの程度の強さなのか東洋囲碁でソフト打ちして試してみたことがあります。5段で6戦5勝1敗でしたよ。leela最弱でも東洋囲碁6段以上あるのかな~と思いました。
ナカデとセキが活きと勘違いしてるみたいです、最後まで並べたら相手に何目勝ったか負けたか表示するのがマナーです、大石が取られるとちょっといじけるところはかわいいところはありますが、柔道でいえば礼で始り礼で終わるのが日本の伝統文化、まずルールを覚えさせマナーがないと試合になりません。
実力2~3級の年寄です。最近leelaを導入しました。皆さんの評価のとおり、確かに強い、私の力では6子置いてやっと勝率4割といったところ。
しかし、地の計算はAIらしく、しっかりやってもらいたいものです。
nakamuraさんの言われるとおり、セキの中の石を全部取ったものとして計算されては興ざめです。早い時期に修正していただくことを期待します。