皆さんこんにちは、ムスイの囲碁初心者講座です。
今回は『欠け眼』という偽物の眼についてお話しいたします。偽物の眼なわけですから、本当の眼ではありません。皆さんも騙されないようご注意ください。
目次
『欠け眼』は偽物の眼です
前回『眼が2つだと生きている』というお話をしましたね。
はい、この形です。
この黒石は間違いなく生きています。
しかし、これの偽物バージョンが存在するってんだから、さ~大変。しっかりと勉強してくださいね。
これが『欠け眼』です。
普通の『眼』とどう違うのかと言いますと・・・・・・・
このように白に取られてしまうんです。
この状況を見れば『黒は眼が2つないんだな』ということがわかると思います。つまり、黒は死んでいるってことです。
『欠け眼』(パート2)
次はコチラ。
先ほどとは違う形の『欠け目』です。
このように取られてしまうので、黒の眼は1つしかありません。
これなんかはもっとヒドイ。『眼』はゼロですよ。
このように、初心者のうちは『眼が2つあるように思えたけど、実は1つが「欠け眼」だった』なんてことは結構あります。注意しておきましょう。