とうとう、中国のカケツとAlphaGoの公式対局が実現となりました。

2016年の初夏ごろから『年内頃にAlphaGoとカケツの対局が!』という話が中国のマスコミからでていましたが、なかなか公式発表には至っていませんでした。今回やっと正式な決定となったようです。

対局の日程は5月23日~27日の5日間です。ただ、特殊な日程になっているようなので、その点、詳しく説明してみたいと思います。

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◆2017年◆
12/29~1/4 井山裕太(1局)・カケツ(1局2局)・パク・ジョンファン(1局2局・3局・4局)
◆2016年◆
夏ごろ AlphaGoVSアルファ碁・・・1局2局3局
3/9~3/15 (韓国)イセドル9段・・・1局2局3局4局5局
◆2015年◆
10/5~10/9 (EU)ファン・フイ(Fan Hui)・・・5戦

大会名は『Future of Go Summit』

大会名 Future of Go Summit
日程 5月23日(火)~27日(土)の5日間
場所 中国、浙江省の烏鎮
主催 Google傘下のDeepMind
中国囲碁協会
中国政府
参加者 AlphaGo
カケツ
その他
持ち時間 3時間、秒読み1分5回
優勝賞金 150万ドル(1億5000万円程度)

大会のメインとなるのが『AlphaGoとカケツの3番勝負』です。日程としては5月23日(火)・25日(木)・27日(土)に行われます。それ以外の24日(水)と26日(金)は、5人の棋士が相談し合いながらAlphaGoに挑戦する『相談碁』と、AlphaGoと人間がペアを組んで対局を行う『ペア碁』が行われます。

5日間、目が離せませんね!

大会日程

◆5月23日(火)
『AlphaGo VS カケツ』の第1戦目
◆5月24日(水)
相談碁
『ス・ウェ』『ミ・ウィティン』『タン・ウェイシン』『チェン・ヤオイェ』『ジョウ・ルイヤン』の5人が相談しながら、AlphaGoと対局を行う。
◆5月25日(木)
『AlphaGo VS カケツ』の第2戦目
◆5月26日(金)
ペア碁
『古力とAlphaGo』がペアを組み、『レン・シャオとAlphaGo』のペアと対局を行う。
◆5月27日(土)
『AlphaGo VS カケツ』の第3戦目

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何で中国政府が主催なのか?

『中国政府が主催』というのはちょっと驚きですよね。これはおそらく、中国政府がGoogle検索や動画サイトyoutubeを国内禁止にしていることが影響しているのだと思います。

ご存知の通り、中国は社会主義国家であり、中国国民は『知る権利』を大きく制限されています。民主主義国家であれば当たり前のように知ることができる情報であっても、社会主義の中国では報道規制が引かれてあったりするんですよね。

AlphaGoを開発したのは『Google傘下のDeepMind』となります。しかし、中国では『Google検索』も『動画サイトYouTube』も国内で禁止になっているんですね。ですから、Google企業としてはいい気がしません。なかなかAlphaGoとカケツの対局が実現しなかったのも、こういった対立があり、話がこじれてしまっていたのだと思われます。

 

今回『中国政府が主催』という形をとることで、おそらく限定医的に中国国内でyoutubeなどが認められるという事なのかもしれません。ま~、憶測ですけどね。少なくとも、中国政府が対応しなければ今回の対局は実現しなかってことなのではないかな~と個人的には思っていますよ。でなければ、政府が出てくるってこと自体がおかしいですからね。

何にしても、AlphaGoとカケツの対局、楽しみにしたいと思います。

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『碁石愛護委員会』会長ムスイの葛藤。『碁石を守ってあげたい』という想いと、『碁石を殺してしまいたい』という想い。矛盾するこのジレンマに対していまだに答えを見いだせていない。とりあえず、碁石たちの悲しみの根源である『日本棋院』に対して厳しく追及していく構えである。