日本棋院主催の『ワールド碁チャンピオンシップ』。日本、中国、韓国の代表とAI『DeepZenGo』が総当たり戦で戦うことになります。

この記事では『対局の棋譜』『生中継視聴方法』『日程や情報』などをご紹介していきます。

スポンサーリンク

第3回戦:『DeepZenGoVS井山裕太』『パクジョンファンVSミ・イクテイ』の対局結果、棋譜

◆3月22日(水)
(AI)DeepZenGo  VS 井山裕太(日本)
(韓国)パクジョンファン VS ミ・イクテイ(中国)

・対局は10時30分から開始
・持ち時間3時間
・お昼休憩などは無し、終局まで対局

(AI)DeepZenGo VS(日本)井山裕太の対局

白番: (日本)井山裕太
黒番: (AI)DeepZenGo

 

 

結果:(AI)DeepZenGoの中押し勝ち!

DeepZenGoと井山9段との対局は、DeepZenGoが勝利しました。井山9段・・・残念でした。

DeepZenGoは、パクジョンファンやミ・イクテイを相手にも序盤、中盤はいい碁を打っていましたからね。中盤までの打ちっぷりはトップ棋士相手でも互角以上の強さでした。

井山9段は序盤、中盤は負けていて、終盤にかけて追い上げ逆転するってイメージが強いです。この大会でも終盤の追い上げはとても素晴らしいものがあったと思います。しかし、もう一歩届きませんでした。

3日連続でトップ棋士達と対局し続けると言うのは、精神的にも肉体的にもかなりきつい日程だったと思います。ゆっくり休んで、気持ちを切り替えて、30日(木)の十段戦第2局目の活躍を期待したいと思います。

棋士の皆さん、お疲れ様でしたノ

(韓国)パクジョンファンVS(中国)ミ・イクテイの対局

白番: (韓国)パクジョンファン
黒番: (中国)ミ・イクテイ

 

 

結果:(韓国)パクジョンファン9段の中押し勝ち!

お互い2戦全勝で迎えた韓国のパクジョンファンと中国のミ・イクテイ9段の対局。見事、パクジョンファン9段が勝利をおさめ、3戦全勝で優勝を決めました。おめでとうございます!

内容としては、終始パクジョンファンが有利を保っていたように思います。最後、差をつめようというミ・イクテイの必死な想いから、右辺を見損じてしまったようですね。右辺の石が死んでしまって投了となってしまいました。

これで今大会『ワールド碁チャンピオンシップ』は、1位:(韓国)パクジョンファン2位:(中国)ミ・イクテイとなります。

第2回戦:『DeepZenGo VSパクジョンファン』『井山裕太VSミ・イクテイ』の対局結果、棋譜

◆3月22日(水)
(AI)DeepZenGo  VS パクジョンファン(韓国)
(日本)井山裕太 VS ミ・イクテイ(中国)

・対局は10時30分から開始
・持ち時間3時間
・お昼休憩などは無し、終局まで対局

(AI)DeepZenGo と(韓国)パクジョンファンの対局

白番: (AI)DeepZenGo
黒番: (韓国)パクジョンファン

 

 

結果:(韓国)パクジョンファン9段の中押し勝ち!

いや~、終盤まで面白かったんですけどね。DeepZenGoの方が勝ってるんじゃないかと思っていたのですが・・・崩れましたね。昨日の(中国)ミ・イクテイ相手の時も終盤は酷いと思いましたが、今回はそれ以上に酷かった。もうちょっと早く止めても良かったのではと思えるほどです。

投了時点では10目程度の差がついていましたが、メチャクチャになる前は1目半程度の接戦だったんですよ。DeepZenGoは明らかに終盤が課題です。

(日本)井山裕太 と(中国)ミ・イクテイの対局

白番: (中国)ミ・イクテイ
黒番: (日本)井山裕太

 

 

結果:(中国)ミ・イクテイ9段の2目半勝ち!

む~・・・残念。井山も結構粘っていい対局してたと思うのですが、さすが中国のNO.2です。そう簡単には勝たせてくれませんでした。井山2連敗です。

2日連続の対局で2連敗ですから、井山もかなり精神的に疲れ切っているものと思われます。明日は疲れ知らずのコンピューターDeepZenGoとの対局となります。

第1回戦:『井山裕太VSパクジョンファン』『DeepZenGo VSミ・イクテイ』の対局結果、棋譜

◆3月21日(火)
(AI)DeepZenGo  VS ミ・イクテイ(中国)
(日本)井山裕太 VS パクジョンファン(韓国)

・対局は10時30分から開始
・持ち時間3時間
・お昼休憩などは無し、終局まで対局

(日本)井山裕太と(韓国)パクジョンファンの対局

白番: (日本)井山裕太
黒番: (韓国)パクジョンファン

 

 

結果:(韓国)パクジョンファン9段の中押し勝ち!

井山9段が負けてしまいました。残念です。序盤、中盤は井山の方が良さそうでしたが、左辺で大きく崩されてしまいました。終盤、井山も怒涛の粘りを見せましたが、追いつけそうにないと判断したのか、投了です。

後2日。何とか巻き返していただきたいものです。

(AI)DeepZenGoと(中国)ミ・イクテイの対局

白番: (AI)DeepZenGo
黒番: (中国)ミ・イクテイ

 

 

結果:(中国)ミ・イクテイ9段の中押し勝ち!

DeepZenGoの実質的な差は1目半程度の負けだったようです。しかし、終盤の乱れ方がすごかった(笑。公式戦では見たことも無いほどに見苦しいことやってましたね~。負けている時のAIの混乱っぷりは凄まじいです。

さすが、世界最強のカケツに次ぐ、中国NO.2の実力でした!

DeepZenGoの方が起こした入力ミスのトラブル

1日目の『(AI)DeepZenGoと(中国)ミ・イクテイの対局』にて、ちょっとしたトラブルが発生しました。その時の画像がこれです。

この後、チクン先生が出て来て、何が起こったのかを解説。何でも、DeepZenGoの一手一手を学生のアルバイト君が打っていたらしいのですが、そのアルバイト君が入力ミスを行ってしまったそうです。67手目は『黒G-15』に打っていますが、アルバイト君は間違えて『黒F-14』に打ってしまったとか。その為の修正手続きを臨時で対局中に行っていたようです。

この大会のルールでは、こういったミスが発生した場合、『ミスが発生した地点まで戻る』『その時の時間経過はカウントしない』となっているそうです。

まず、ほとんど見ることのない珍しいトラブルでした。

スポンサーリンク

対戦日程表と成績表

◆3月21日(火)
(AI)DeepZenGo  VS ミ・イクテイ(中国)
(日本)井山裕太 VS パクジョンファン(韓国)
◆3月22日(水)
(AI)DeepZenGo  VS パクジョンファン(韓国)
(日本)井山裕太 VS ミ・イクテイ(中国)
◆3月23日(木)
(AI)DeepZenGo  VS 井山裕太(日本)
(中国)ミ・イクテイ VS パクジョンファン(韓国)

『勝ち』は赤『負け』は青


◆成績、順位表
優勝:3勝0敗ーパクジョンファン
2位:2勝1敗ーミ・イクテイ
3位:1勝2敗ーDeepZenGo
4位:0勝3敗ー井山裕太

出場者3人とDeepZenGoの紹介

◆(日本代表)井山裕太6冠
日本を代表するプロ棋士。日本の囲碁の歴史で初の『七冠』を達成した。世界ランキングは1月末現在8位。

◆(中国代表)ミ・イクテイ9段(Mi Yuting)
中国、トップクラスの棋士の一人。世界ランキングは第4位。

◆(韓国代表)パク・ジョンファン9段(Park Junghwan)
韓国を代表する棋士。世界ランキングは、中国のカケツ、アルファ碁に続く第3位。

◆(AI代表)Deep Zen Go
メイド・イン・ジャパンのAI囲碁。2016年11月末にて二十五世本因坊治勲を相手に1勝2敗。今もなお進化を続けている。

(※現在の世界ランキングを知りたい方は、『【囲碁】最新世界ランキング』をご参照ください。)

スポンサーリンク

ワールド碁チャンピオンシップの日程と情報

対局日程

日程  : 2017年3月21日(火)~23日(木)
※勝敗が並んだ場合は24日(金)がプレーオフとなります。

開始時間: 10時30分~終局まで(休憩無し)
持ち時間: 3時間、秒読み5分

対局者4名による総当たり戦。

出場棋士

2016年12月9日現在

AI: DeepZenGo
日本: 井山裕太6冠
中国: ミ・イクテイ9段(20)
韓国: パク・ジョンファン9段(23)

大会情報

主催 : 日本棋院
対局場: 日本棋院関西総本部

優勝  : 3000万円
準優勝 : 1000万円
3,4位: それぞれ500万円

出場者コメント

井山裕太六冠
今回、このような素晴らしい大会に日本代表として出場させていただける事、大変光栄に思っております。この大会開催にあたり、ご尽力いただきました各関係者の皆様に、この場をおかりしまして、厚く御礼申し上げます。この記念すべき大会を盛り上げられるよう、自分のベストを尽くし、良い闘いができればと思っております。

加藤英樹氏(Zen開発チーム代表)
囲碁 AI が参加できる棋戦の創設を心から嬉しく思うとともに、開催にご尽力下さった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。人工知能の代表として囲碁の世界大会に参加できること、大変光栄です。棋戦まであまり時間がありませんが、Zen の改良に全力を注ぎ、恥ずかしくない結果を残したいと思います。

(参照記事: http://www.nihonkiin.or.jp/news/release/ai.html)

対局の棋譜データ

『ワールド碁チャンピオンシップ』は2017年3月21日(火)~24日(木)までとなっています。棋譜は当日以降の掲載となりますので、その点、ご了承ください。

当ブログでは、過去の『AlphaGoの棋譜』や『DeepZenGoの棋譜』も取り扱っておりますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

【まとめ】アルファ碁の対局履歴

◆2017年◆
10月中 アルファ碁ゼロVSアルファ碁ゼロ40局】-3000~47504775~5185-3400~37003750~4350
5月末 【アルファ碁VSアルファ碁50局】1~5局6~10局11~15局16~20局21~25局26~30局31~35局36~40局41~45局46~50局
5/23~27 【中国】カケツ1局2局3局)・相談碁・ペア碁
12/29~1/4 ※【非公式対局】・・・井山裕太1局)・カケツ1局2局)・パク・ジョンファン1局2局・3局・4局)
◆2016年◆
夏ごろ AlphaGoVSアルファ碁・・・1局2局3局
3/9~3/15 【韓国】イセドル9段・・・1局2局3局4局5局
◆2015年◆
10/5~10/9 【EU】ファン・フイ(Fan Hui)・・・5戦

※【非公式対局】2016年12月29日~2017年1月4日に行われた対局はインターネット上で行われた非公式の対局となります。

対局の生中継視聴方法

詳しいことはまだ発表されていませんが、ワールド碁チャンピオンシップの生中継視聴方法を説明しておこうと思います。

今回出場するAIの『DeepZenGo』はニコニコ動画のドワンゴが協力しています。また、ワールド碁チャンピオンシップに関してドワンゴが『協力』として名前を連ねていることから、ニコニコ動画で対局を視聴できるのはほぼ間違いないはずです。

ニコニコ動画は『日本の3大タイトル戦』、『AlphaGoの対局』、『DeepZenGoの対局』も生中継による対局の解説を行ってきました。囲碁を楽しむうえでは欠かすことができない重要なサイトです。登録していない方は、ぜひ早めに無料登録をしておきましょう。メールアドレスさえあれば簡単に登録できますよ。

対局開始時間は当日10時30分からとなっていますので、10時くらいからチャンネルが作られているものと思われます。早めにパソコンの前にスタンバっておきましょうね。

◆追記2017年3月23日

今回の大会『ワールド碁チャンピオンシップ』では幾つものサイトで生中継による大盤解説が行われていました。

・YouTube
・ニコニコ動画
・囲碁将棋チャンネル
・日本棋院(幽玄の間)
・野狐囲碁

どれも有料会員になる必要はありません。今回のように大きな大会であれば無料会員で視聴させてもらえます。それで気に入ってくれたら有料会員になってくださいってことのようです。

とりあえず、前もって無料会員になっておくことをお勧めいたします。そうしておけば、何かまた大きな大会がある時に、すぐに対応できますからね。

『ID、パスワード、登録メールアドレス』などはしっかりとメモって保管しておきましょう。紙にメモを残しておいた方がいいです。パソコンやスマホ内部だと、壊れてしまった時に、二度と対応できなくなってしまいますからね。

スポンサーリンク