囲碁のルールはとても簡単です。どこにでも打っていいからです。決まった打ち方が無いからです。自由に打ってかまいません。

なぜ多くの方が囲碁を難しく感じるかと言いますと、
『どこにでも打っていいから、どこから打ち始めればいいのかわからない』
『盤面が広すぎて何をやっているのかわからない』
などではないでしょうか。

今回は大雑把に囲碁とはどういうものかを説明したいと思います。

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目次

地の数え方を知ろう

囲碁は『陣地』が多い方が勝ちのゲームです。この『陣地』のことを囲碁では単純に『地』と言ったりします。

地の数え方を解説してくれている動画がyoutubeにアップされてありますので、まずはそちらをご紹介いたします。

この動画では『9路盤』という狭い碁盤を使って解説しています。

ここで紹介されているのは『地の数え方』です。

160521-i01

白の地は22目、
黒の地は39目あります。

つまり、39-22=17目差となり、『黒の17目差勝ち』という結果になるというのが、この動画での説明です。

初心者の方に対する説明としては正しいのですが、正確に言うと若干違います。

実は囲碁には『コミ』というものがあるんです。囲碁はどうしても『先に打ち始めたほうが有利』となるゲームです。だからハンデとして後から打つ白に『コミ6.5目』が与えられることになっているんです。

でうから、計算は

39-(22+6.5)=10.5目差ということになり、『黒の10.5目差勝ち』というのが正確な数え方となります。

動画ではちょっと難しいと判断したからコミのことは語らなかったんでしょうね~。慣れれば当たり前のことですから難しいとは感じなくなりますので心配はいりません。

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19路の終局図を見て囲碁を理解しよう

動画の9路と比べる19路はとても広いです。いきなり無茶なことを言っていますので、お茶でも飲みながら軽い気持ちで読み流してください。すぐに理解する必要はありません。

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囲碁でよく見るような場面ですね。囲碁初心者の方ではどういった状況であるのか判断つかないと思います。

そこで、わかりやすく表示しますと次のようになります。

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囲碁は『陣取り合戦』のようなものです。これで何となくわかりやすくなったと思います。

細かい数え方がありますが、ここでは説明しません。大雑把に『陣地が多い方が勝つんだな』くらいに理解してくれれば大丈夫です。

白は6目半のハンデをもらえる

結果は盤面で黒の方が『5目有利』となっています。しかし、5目有利なだけでは黒の負けです。何故か?

先ほど少し説明しましたが、囲碁は黒から打ち始めるゲームであり、後から打つ白は不利なんです。

そういった理由から後から打ち始める白はハンデとして『6目半』をもらえます。黒はハンデの6目半以上の差をつけなければ勝ちとはなりません。つまり7目以上の差をつけないと黒の負けなんです。

今回の対局では5目しか差をつけていません。つまり、白の勝ちです。

この6目半のハンデのことを囲碁では『コミ』といいます。ま~、毎日打っていればいやでも覚えますよ(笑)。

ちょっと難しい形

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前の対局に比べると打ち切っていないため中途半端な形ですよね。実はこの対局は終わっています。黒が投了しているんです。

投了というのは『もう勝ち目がありません。まいりました。』と言うことです。負けを認めているため終わってしまっています。

ではどういうふうに勝っているのでしょうか?

たくさん石が死んでしまっている

前と同じように分かりやすくするとこのようになります。

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陣地だけで考えれば黒の方が広いようにも思えます。しかし、白はたくさんの黒石を殺しています

陣地の数え方は『陣地の数』+『殺した石の数』で計算されます。白はたくさん黒石を殺していますね。だから白の勝ちなんです。

盤面では大雑把に44目ほど白が有利になっているんです。黒は勝ち目がないと判断し投了(負け宣告)してしまったんですね。

囲碁の考え方

『囲碁とは陣取り合戦』と言いましたが、実は少し違います。間違ってはいませんが、このように考えていては囲碁は強くならないんです。

あえて言うなら『囲碁は相手の石をどうやったら殺せるかを考えるゲーム』とした方がいいかもしれません。

つまり、『陣を囲う』という考え方は消極的であり、守備的です。こういった考えでは強くはなりません。

囲碁の強い方々は『相手を攻撃する』『相手の石を殺してしまう』という考え方で打っています。そのように考えている人ほど強くなっていくものです。

とても重要な考え方です。頭の片隅にでも入れておいてくださいませ。

(次回)囲碁の生き死にを理解しましょう

囲碁を理解するには
『どういった状況が生きている石なのか』
『どういった状況が死んでいる石なのか』
を理解する必要があります。

次回は『石の生き死にの判断の仕方』を説明していきます。

補足

参考までに今回紹介いたしました対局の『棋譜』をご紹介いたします。『棋譜』というのは対局のデータであり記録のことです。

みてもよくわからないとは思いますので、参考程度にしてください。

2016年3月17日に対局

160318-i02

2016年3月17日に対局

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